丹下日出夫の予想

丹下日出夫

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問答無用の決定力!週末の特別レースを完全に制圧します!

11月18日 京都11R マイルCS(G1)

  • 馬単

    1着流しマルチ

    12通り

    1着

    8

    相手

    1

    2

    7

    14

    15

    18

    各300円

  • 3連単

    1着2着流しマルチ

    30通り

    1着

    8

    2着

    15

    相手

    1

    2

    7

    14

    18

    各100円

  • 3連単

    1着2着流しマルチ

    30通り

    1着

    8

    2着

    1

    相手

    2

    7

    14

    15

    18

    各100円

購入:9600円(72通り)

このレースの収支

払戻:0円
収支:-9600円

丹下日出夫の見解

【また強くなった】春のマイル王モズアスコットが、前哨戦のスワンSを叩き青写真通りに急上昇。GIは堂々騎手買いもあり。秋のマイルCSや、より一層モズアスコット--巷間広まっている「ルメール教」に、照れることなく入信だ。

 今春はGI出走権を得るため賞金加算に苦労。7ハロン戦をベースに決め手を磨き、安田記念前に3戦を消化(2・2・2着)、連闘策でようやく出走がかなった。陣営の執念と上昇カーブが、きわどくGIの舞台で合致したものの、いわば結果オーライの「苦肉の策」。年齢はまだ4歳。安田記念が到達点とは、いい意味でも思っていなかったか。

 タイトル奪取なった秋は、マイルCSを逆算する形で調教メニューを組み、ステップレースにスワンSをチョイス。前走比10キロ増という492キロという造りも、他馬より重い58キロという斤量も想定内。決勝ライン寸前、ハナ差2着と敗れたものの、1F延長を視野に置いた京都・外回りマイルの操作は確認できた。

 中間坂路で51秒台を2本ビッシリ追え、一度使ったことで、思惑通り背腰に張りが生まれ、立ち姿も瑞々しさいっぱい。

 当該コースは4月のマイラーズCを1分31秒5で2着歴があるが(勝ち馬は天皇賞2着馬サングレーザー)。当時より確実にスケールアップ、末脚研磨にルメールも自信あり。

 対抗一番手はアエロリット。牡馬混合のNHKマイルを1分32秒3という過去十年で3位タイの好記録で優勝。安田記念を1分31秒3という好タイムでクビ差の2着に奮闘した4歳馬。

 完成途上の緩い造りでも重賞戦績を残してきたが、4歳秋。毎日王冠はラスト3F目から10秒9にペースを上げ、終い2Fを11秒2-11秒7で走破。コースレコードに0秒2差と迫る1分44秒5で牡馬を一蹴。

 馬体の充実した今季は調教も手加減なし。理想像に創り上がった今なら、ムーアなら、右回りも伸び脚は確か。

 一角崩しがあれば、毎日王冠を最速の33秒2という末脚を繰り出し2着に食い込んだ3歳馬ステルヴィオ。

 ワンターンの東京と異なり、京都マイルはコーナーのすり抜け方やエンジンの負荷しどころに注文が付くが、鞍上のビュイックは、今やゴドルフィンの主戦を務めるジョッキー。

 過去マイルCSで5着2回、調教に跨りギアや要加速時間を確認できたのも大きい。

 毎日王冠5着のケイアイノーテックは、プラス10キロ増という数字通り、脂肪が抜け切らず造りはブヨブヨ。NHKマイルC・1分32秒8は同時期の安田記念より1秒5遅く、前走の毎日王冠は正直ハテナマークだらけだった。しかし、一旦は2着争いに参加。もがきつつも0秒4差の5着なら上々。

 距離短縮は好材料、ひと叩きした上積みも十分。今回もまだ立場はチャレンジャー、藤岡佑の一発長打も魅力。

 ロジクライは3歳1月のシンザン記念優勝馬。1年11か月の長期休養を余儀なくされ、完全復活に少し時間がかかったが、富士Sを1分31秒7という、安田記念と横並びの好記録で快勝。今馬も自信満々、調教の俊敏さも際立っている。

 去年のマイルCS1-2着ペルシアンナイト、エアスピネルも、一年たち新勢力も台頭し相手関係はタフなものになっているが、狙いいはここ。

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