丹下日出夫の予想

丹下日出夫

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問答無用の決定力!週末の特別レースを完全に制圧します!

9月30日 中山11R スプリンターズS(G1)

  • 馬単

    1着流しマルチ

    12通り

    1着

    12

    相手

    3

    5

    7

    8

    10

    15

    各300円

  • 3連単

    1着2着流しマルチ

    30通り

    1着

    12

    2着

    3

    相手

    5

    7

    8

    10

    15

    各100円

  • 3連単

    1着2着流しマルチ

    30通り

    1着

    12

    2着

    8

    相手

    3

    5

    7

    10

    15

    各100円

購入:9600円(72通り)

このレースの収支

払戻:0円
収支:-9600円

丹下日出夫の見解

【これぞモレイラ】モレイラの拳回しに瞬時に反応、ナックビーナスがGI獲りダッシュ。3歳春から短距離オープンで何度も掲示板の上位をにぎわせてきたが、重賞タイトルにはなかなか手が届かない。

 本年春のGI・高松宮記念も、ゴール寸前まで激しい先頭争いも演じたものの、最後は0秒1差の3着に惜敗。能力不足というより集中力が続かず、勝ち運を自ら遠ざけていたが、モレイラとコンビを組んだ前走のキーンランドCは、好スタートを決め2F目から10秒台のラップで先頭に立ち、最後までハミをしっかりと噛み、二枚腰を使って後続を2馬身半と突き放す楽勝。

 遊びの多かったこれまでの走りが嘘のように、機敏さと機動力に満ち満ちていた。感触を確かめる意味で前走はハナを切る形をとったが、ソラを使う癖はほぼ手の内に入った。今度は好位でも競馬ができる。

 9月の中山は、先週のセプテンバーSでモズスーパーフレアが1分7秒0(前後半の3Fは33秒2-33秒8)の快記録で楽逃げを果たしたように、多少馬場が緩んでも前が止まらない。たとえ重い馬場になったとしても、パワー馬場は春の高松宮記念や函館シリーズで経験済み。

 香港では距離を問うことなくGIを勝ちまくってきたモレイラ。札幌だけが上手いのではなく、中山も驚くような早さでコースを理解。条件が上がれば上がるほど、GIでこそ、モレイラ・マジックがさく裂だ。

 ワンスインナムーンとの行ったゝが大本線。昨年のスプリンターズ3着は、無欲の先行策が功を奏した。しかし本年は、同じステップレースの朱鷺Sを、稍重馬場で1000m通過は56秒5、1200m通過・1分7秒6で飛ばし、前年より1秒速い1分19秒7で後続を完封。デキはまさに絶好調、唸るような勢いで美浦坂路を駆け上がってきた。

 次いでファインニードル。今春はシルクロードS快勝をジャンプ台に高松宮記念奪取。春の短距離GIの頂点に立った。香港遠征は4着に終わったものの、復帰戦のセントウルSは、58キロを背負い横綱相撲で圧倒。前走はスプリンターズSから逆算し、あくまでひと叩きというコメントを陣営は発しており、体調は上向き。差し比べの展開になれば坂上ガラリ一変も十分。

 一発勝負ならムーンクエイク。京王杯SCは1000m通過・56秒6-1分7秒8というHペースに楽々と対応。中団で脚をため追い出しのタイミングを計りゴール前猛追、1分19秒5のレコードで短距離路線に新境地を開拓してみせた。

 キーンランドCは、初の1200mの流れに戸惑い、しかも5番枠で動くに動けず。狭いのを承知でインに進路を取るしかなかったが、レースの大勢が決着したあととはいえ、最速の上りはマークした。若干太く映るが、立場はチャレンジャー、モレイラも怖いがルメールだってGIは怖い。

 昨年のスプリンターズS2着馬レッツゴードンキも、キーンランドCを叩き、予定通り体調アップ。1分7秒台後半の時計のかかる決め手勝負になれば急追もある。アレスバローズは、CBC賞・1分7秒0に続き北九州記念は1分6秒6でひと差し。GI仕様の記録は整った。

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