最速の月曜公開!全重賞の展望をお届けします
※火曜日段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。 天皇賞(秋)へのステップレースのひとつとして、勝ち馬には優先出走権が与えられる。しかし、最近ではむしろその先のレースを睨む馬たちの叩き台として重要性を増しつつある。 昨年の勝ち馬ルージュバックはエリザベス女王杯に直行、一昨年の勝ち馬ゴールドアクターの次走はジャパンカップで4着、続く有馬記念で3着。その前年のショウナンパンドラは天皇賞(秋)は敗れたものの続くジャパンカップを制覇している。その年5着のマリアライトはエリザベス女王杯を勝利、2014年2着のラキシスもエリザベス女王杯を勝利した。天皇賞(秋)よりも長い距離のGIを占う上で、見逃せないレースになっている。 1.前走GI組が中心 前走がGIだった馬は過去10年のこのレースで[6-7-1-11]で、勝率24.0%、連対率52.0%という好成績。昨年はヴィクトリアマイルを10着に敗れていたルージュバックが勝利して安田記念7着のステファノスが2着。札幌日経オープンを快勝して2番人気に推されたモンドインテロは9着に敗れた。格下レース好走組よりもGI凡走組を重く扱うべき。 2.スピードが必要とされる 新潟施行を含む過去10年間のうち、4コーナーで4番手以内の馬が8勝している。また、昨年は前走でマイル戦を使われていた馬のワンツーだった。近年はレース上がりが速くなるのが通例であり、勝ち切るためにはいいポジションで競馬をできるスピードが必須になる。 3.8月以降に使われた馬は割り引き 8月以降に使われていた馬の勝利は、最近では2009年のマツリダゴッホが最後で、2着も2013年のメイショウナルト以来途絶えている。前出のモンドインテロのほかにも、2014年は小倉記念以来だったサトノノブレスが1番人気で16着、2012年も札幌日経オープンから臨んだルルーシュが1番人気4着。夏場に使われた馬は、疲労残りの懸念が拭えない。 昨年の皐月賞馬とダービー馬が出走予定だが、スピードという観点から皐月賞馬アルアインを上に見るのが妥当だろう。中山では皐月賞制覇にくわえてセントライト記念でも2着。レイデオロとの直接対決でも2勝1敗と勝ち越している。大型馬ながらこれまで2か月半以上の休み明けは1・2・2着。競馬がしやすい馬で乗り替わりも大きな不安材料にはならない。 レイデオロは京都記念でアルアインに敗れたときはルメール騎手が騎乗停止で乗り替わりになった不運もあった。古馬になって折り合いの難しさが出てきたのは気にかかるところ。エアアンセムは函館記念を勝ちながら、サマー2000シリーズには背を向けてここに直行してきた。中山にも良績が豊富で、田辺裕信騎手とも好相性。 ガンコは天皇賞(春)を大敗したが、使い詰めの影響もあっただろう。日経賞を快勝した中山に戻れば先行力から目を離せない。以下、AJCCを勝った舞台で巻き返したいダンビュライト、AJCCで3着、昨年のオールカマーでも4着と当コースでは再三見せ場を作ったマイネルミラノ、スランプが続くが見限れない実力馬ゴールドアクター。
【上位拮抗】レイデオロは遠征明けの久々で目標も先だが動きの良さはさすがでダービー馬の底力を信頼。ダンビュライトはしっかり…
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【闊達】レイデオロに陰りなし。本年緒戦の京都記念は断然の1番人気。仕上がりは八分、久々の影響か、序盤は折り合いに汲々。加…
オールカマーは過去10年、前走GI組が[6-7-1-11]と格の違いを見せつけている。該当出走馬の半分以上が馬券に絡ん…
各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝…
【順当】7レイデオロは実績断然でメンバー的に折り合いもつくとみて中心視。1アルアインは差し脚を長く使えるタイプで今回も好…
※火曜日段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。 天皇賞(秋)へのステッ…
【小波乱】ブラックバゴは落ち着きがアップ。力をつけているエアアンセム。ゴールドアクターは仕上がり良好。…
平均値では5差内に上位8頭。これで平均値が機能してくれるのかどうか。その8頭のなかから前走値111の1頭◎ダンビュライト…
アメリカJCCの優勝から条件はベストの2ダンビュライトが有力。器用な脚があり長くいい脚が使えるのは魅力。復調ムードなら差…
神戸新聞杯に続いて、こちらも皐月賞馬とダービー馬の戦い。十数分の間に新旧のこのような対決が2つ観られるのはちょっと記憶…