問答無用の決定力!週末の特別レースを完全に制圧します!
馬単
1着流しマルチ
12通り
2
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3
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9
10
15
各300円
3連単
1着2着流しマルチ
30通り
各100円
購入:9600円(72通り)
払戻:0円 収支:-9600円
【歓喜の雨】今年の皐月賞は嵐も吹く。しかしワグネリアンにとっては、歓喜を呼び起こす雨。外一気に皐月賞奪取を決める。紐解けば新馬戦の中京・芝2000mの上りは32秒6。2歳中距離の新馬戦では破格ともいえる上りをマークしたが、重馬場で行われた野路菊Sでもレースの上りを1秒5も上回る33秒0を計測。東スポ杯ではHペースを経験、走破タイムも1分46秒6という好記録にまとめ、クラシックに必要な諸々の条件を次々とクリアしてきた。弥生賞は2着。勝ち馬が外めの真ん中に張り出したため、微妙に外を回されるロスも影響したが、11秒7-11秒0-11秒6(3Fは34秒3)というレースラップを0秒6上回る、中山の急坂でも10秒台のラップを含む33秒7という末脚を使い、しっかりと2着には追い上げた。 木曜発表の体重は458キロ、父ディープインパクトと同じようにサイズは小さめ。父も3歳春のダービーまでは、パドックではいつも細く映し、急に飛び跳ねたり、怖さや危うさを感じたときもあったが、レースに向かえば操縦には従順。近年の皐月賞は展開紛れの結果は少なく、最後は力勝負の叩き合いが大勢を占める。暴風が吹き道悪となれば、野路菊Sのレース内容と、そしてワゲネリアンの才能そのものが自然と本命として浮上してくる。 対抗は超新星キタノコマンドール。雨は予想より微量、良馬場の決め手勝負になれば逆転も十分。全姉は牡馬混合のGI・ジャパンC、宝塚記念2着突入歴もあるデニムアンドルビー。セレクトセール時から、その毛並みのよさと才能を噂されてきたが、デビュー戦は2歳12月の暮れと遅め。身のこなしは硬く、半信半疑で阪神芝2000m戦におろしたが、前半1000mは1分5秒8の超スローの上がり勝負。11秒8-10秒9-11秒0(3Fは33秒7)というレースラップに対し、自身のソレは33秒5。目に見える10秒台の加速ラップで他馬を串刺し。 二戦目のすみれSは、反動で身体が硬直するどころか柔らか味が生じ、中間の稽古の動きが数字上でも急上昇。いざ実戦でも11秒8-11秒0-11秒7(3Fは34秒5)という実レースの上りを0秒7上回る33秒8でグイとひと伸び。2分11秒7という走破タイムは、同じ週の古馬準オープン・尼崎Sより2秒3も速く、従来のレースレコードを軽く1秒以上短縮。開催時期は異なるものの、古馬GI・宝塚記念より年度によっては速い破格の記録だった。瞬発力勝負がいいには決まっているが、しかし道悪でこそ、騎座のしっかりしたデムーロの出番ではないか。ブレ少なくコトントロールできるという見方もできるのだが、ここは思案のしどころ…。 ステルヴィオは、サウジアラビアRC、朝日杯FSとダノンの後塵を拝してきたものの、スプリングSで最速の上りを計測。1分48秒1という時計は例年でもトップレベル。1F延長も、上り34秒1をマークしたとあれば記録上は守備範囲となるが、切れ勝負ならともかく、パワー勝負の2000mになると最後に詰めを甘くする恐れがある。重馬場なら決着タイムは2分1秒後半から2分2秒台だろうか。 ならばジェネラーレウーノ。葉牡丹賞はスローペースを上り35秒0で2分1秒4、年明けの京成杯は上り36秒3で2分1秒2と、異なる馬場を同じような時計で走破してきた。脚も背中も長く、重心は低い。重馬場にもっとも適したパワー型は、実はこの馬かもしれない。 近年は共同通信から皐月賞直行のリンク度の高さが知られている。本年のオウケンムーンは1分47秒4、この数字と内容は立派な皐月賞の論拠となる(ただ重馬場適性だけは読めない)。ジャンダルムは、ホープフルSはマクり加減に自力勝負に出て2着。弥生賞はもうひとつ前の好位を試し、3着とバテなかった。本番はどこで動くか。武豊が静かに精緻な作戦を練っている。
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