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【格上主力】GI馬レーヌミノルは、今春最初の目標は1200mの高松宮記念。桜花賞馬のスプリント力と距離適性を、ならばこのオーシャンSで確認しておきたい。6Fの新馬戦、小倉2歳Sを連勝し、牡馬混合の京王杯2歳S2着や、フィリーズレビュー2着。桜花賞は果敢にインコースよりを攻め早めスパートが功を奏し、マイル戦でもまんまと先行勝ちを果たした。

　マイルCSも、スピードと能力で4着と見せ場は作ったが、競走のベースは短距離。阪神Cも1400mだと詰めが甘くなることを心配し、ロスの少ない内を突いたのが裏目に出てしまった。しかし1200mなら折り合いは自在。持ち前のスピードが生き、流れに乗って脚をため、瞬発力に転じることも十分可能。

　対抗はダイメイフジ。石清水Sで一度、準オープンで足踏みはしたが、山城S2着ですかさず反撃。斑鳩Sは少頭数にも恵まれたが、11秒7-11秒0-11秒7(3Fは34秒4)というレースラップを34秒4で一閃。6Fなら折り合いは不問、パワーを要する今開催の芝なら決着タイムは1分8秒台と見ており、持ち時計のない同馬にとってはありがたい。

　決着数値をそこに置くなら、スノードラゴンもゴール前急浮上。斤量は57キロ、スプリンターズS優勝歴はダテではない。

　12月初旬と今とでは馬場コンディションが少し異なるが、アルティマブラッドはラピスラズリSを1分7秒9で優勝。中山1200mは通算【3110】という良績を誇る。

　遠征競馬のシルクロードSは外々を回され脚をためることができず5着に敗れたが、ナックビーナスも、カーバンクルS勝ちをはじめ当該コースは【2300】と連対パーフェクト。連れてビップライブリーがG前急追。