丹下日出夫の予想

丹下日出夫

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問答無用の決定力!週末の特別レースを完全に制圧します!

11月25日 東京11R ジャパンC(G1)

  • 馬単

    1着流しマルチ

    12通り

    1着

    1

    相手

    3

    8

    9

    11

    12

    14

    各300円

  • 3連単

    1着2着流しマルチ

    30通り

    1着

    1

    2着

    8

    相手

    3

    9

    11

    12

    14

    各100円

  • 3連単

    1着2着流しマルチ

    30通り

    1着

    1

    2着

    3

    相手

    8

    9

    11

    12

    14

    各100円

購入:9600円(72通り)

結果

【馬単】
300円 × 7.0倍 = 2100円
【3連単】
100円 × 26.9倍 = 2690円

このレースの収支

払戻:4790円
収支:-4810円

丹下日出夫の見解

【煌めく】3歳女王アーモンドアイが、器と才能の違いを結果で示す。近年のジャパンCは牝馬活躍の歴史。過去十年間ではウオッカ、ブエナビスタ、ジェンティルドンナが3歳から4歳にかけ連覇、そしてショウナンパンドラなど5勝。東京2400mのJCコースは、牝馬の瞬発力が最大限に生きる舞台であることも物語っている。

 アーモンドアイは、まず一冠の桜花賞を1分33秒1のレースレコードで圧倒。二冠目の東京2400m・オークスは、1000m通過59秒6という平均ペースを中団前めで構え、後続を2馬身とチギる楽勝。2分23秒8というタイムは、翌週のダービーと0秒2差、冒頭でも触れたジェンティルドンナの保持する記録に0秒2差と迫る、オークス史上歴代2位のHレベル決着だった。秋華賞も後半1000mすべてで11秒台を計測、レースの上りが34秒9に対し自身のソレは33秒2。次走のJCを見据え、若干ぶよぶよした水っぽい造りでも異次元の差し脚を披露した。

 前走後は、馬体造りを一段研磨、調教の数値と動きは断然今回が上。枠はロスの少ない1番枠。斤量は53キロ、1コーナーから2コーナーをスムーズに抜ければ、多少窮屈なシーンがあったとしても、古馬の圧迫をはねのけ二枚腰が使える。

 対抗にはキセキを第一に指名。今秋の始動戦・毎日王冠が3着、天皇賞は果敢にハナを奪いラスト4F・11秒3-10秒9-11秒6-12秒0というメリハリの利いたラップで僅差の3着に奮闘。ピークの境目がデリケートだが、天皇賞は特に前肢の出が各段にスムーズになっていた。菊花賞の大外一気が示す通り本質はステイヤーよりの持久力勝負型。川田騎乗も二度目、前走とは違う戦法も頭にあるハズだ。

 割って入ればサトノダイヤモンド。京都大賞典は3歳時の背腰の使い方が戻り、4角入り口からロングスパートで決着。さらにハードになった調教メニューにもしっかりと対応できている。鞍上はモレイラ、ダービー2着の舞台で完全復活の狼煙。

 スワーヴリチャードの巻き返しも注意が必要。天皇賞はスタート直後に接触、勝負どころでも他馬に寄られ戦意を喪失してしまったが、今思えば大阪杯を勝ち、安田記念という、異質な番組を走った疲れが抜けきっていなかったか。春の大阪杯の頃の完ぺきさには不十分ながら、身体を大きく使った走りはもどりつつある。今回も発馬が大事になるが、外目11番枠なら一完歩立ち遅れたとしても、無理なく外から歌舞されることなくポジションをとれる。

 昨年の覇者シュヴァルグランも、京都大賞典をひと叩き、青写真通り状態は一変。昨年のレース運びをC・デムーロは研究している。日本の高速馬場は最後のひと押しが鍵になるが、カプリは凱旋門賞5着馬。ムーアが跨り、木曜日の調教の動きは軽快。

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