最速の月曜公開!全重賞の展望をお届けします
※月曜段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。 GIシリーズの合間ということで、箸休め的な重賞というイメージもあったが、昨年はスワーヴリチャード、一昨年はシュヴァルグラン、2015年はゴールドアクターと、最近3年間は連続して勝ち馬がGI馬へと育っている。 アルゼンチン共和国杯もGIへのローテーションに組み込まれつつあり、重要性を増してきた。ただし、今年に関しては京都で行われるJBCの同日開催ということで、上位騎手が不在になる。出世レースの傾向が今年も継続するかどうか、注目される。 1.スター4歳馬の登竜門 過去10年で4歳馬が7勝を挙げて勝率18.4%・連対率28.9%と、他を圧する好成績を収めている。また、出走数が少ないながら3歳馬も[1-0-3-1]で5頭中4頭が3着以内に好走している。キャリアが浅い馬、若い馬の勢いを重視したい。 2.前走準オープン組に壁はない 前走でGIを使っていた馬は過去10年で[2-1-2-8]、勝率15.4%・連対率23.1%と堅調だが、前走で準オープンを使われていた馬も[3-4-1-20]、勝率10.7%・連対率25%と引けをとっていない。とくに良績が目立つのが、前開催の東京芝2400mで行われる六社S(以前のオクトーバーS)で、このステップでここを連対した馬にゴールドアクター、スクリーンヒーロー、ジャガーメイルがいる。 3.軽ハンデ馬が恵まれにくい 過去10年間の当レースで55kg未満のハンデを背負って連対したのは、昨年2着のソールインパクトと2008年1着のスクリーンヒーローの2頭のみ。東京芝2500mはスタミナが要求される条件で、軽ハンデの恩恵が活かされにくい。過去の傾向からも、ほぼ「55kg以上背負った馬たちによる戦い」と見なせる。 ムイトオブリガードは脚元の問題でダートを主戦場にしていたが、年明けから芝を使われるようになってから6戦4勝。破竹の勢いでオープンまで上がってきた。休み明けの前走六社Sが余裕たっぷりの完勝で、あの内容ならば重賞でも壁は感じられない。東京では3戦3勝と完璧な成績。先行して速い脚を使える馬で競馬に注文がつかない。ここも好勝負になるだろう。 ルックトゥワイスは春の緑風Sをウインテンダネスの2着、前走六社Sをムイトオブリガードの2着。巡り合わせが悪く足踏みが続いているが、東京ではこれまで5戦続けて連対しているように、当コースでの安定感は抜群だ。北村友一騎手はこの馬で2戦2勝、これまで節目で結果を出してきた。 ウインテンダネスは春の東京で緑風Sと目黒記念を連勝して軌道に乗った。前走の京都大賞典は6着に沈んだが、叩いて良くなるタイプだし東京替わりもプラスだろう。 アルバートは当レースに3年連続出走して2、4着。前走の京都大賞典ではシュヴァルグランに先着して3着と、7歳でも衰えは見られない。ここはトップハンデの58.5kgが課題になる。 パフォーマプロミスは日経新春杯の勝ち馬で、目黒記念でも小差の3着。キャリアが浅く6歳でも上昇の余地を残している。ノーブルマーズは目黒記念で2着、宝塚記念で3着した実力馬だが、叩き良化型で休み明けの今回は割引が必要。ガンコは日経賞の勝ち馬だから距離延長は歓迎だろう。上がりが速くなると不安もあるが、実力馬の変わり身に期待したい。
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