丹下日出夫の予想

丹下日出夫

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問答無用の決定力!週末の特別レースを完全に制圧します!

4月28日 東京11R 青葉賞(G2)

  • 馬単

    1着流しマルチ

    12通り

    1着

    8

    相手

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    7

    10

    12

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    各300円

  • 3連単

    1着2着流しマルチ

    30通り

    1着

    8

    2着

    18

    相手

    4

    7

    10

    12

    15

    各100円

  • 3連単

    1着2着流しマルチ

    30通り

    1着

    8

    2着

    10

    相手

    4

    7

    12

    15

    18

    各100円

購入:9600円(72通り)

このレースの収支

払戻:0円
収支:-9600円

丹下日出夫の見解

【傑物たち】ダービーの予想も思い描きつつ、オブセッションの素質にこだわる。弥生賞は折り合って道中は中団、ところが勝負どころの三分三厘・3コーナーすぎ。ルメールをもってしても制御不能に陥り、直線入り口で外に大きく膨れる逸走、7着惨敗を喫してしまった。馬っ気を出したり、舌を越したり、見るからに気性は幼い。競馬がなにかをわかっていないところはあるけれど、510キロ余のフレームに詰まった素質は絶大。10月の東京2000mの新馬戦は、重馬場条件下で、すべて上り11秒台を計時――ふと思い返せば去年のダービー馬レイデオロも、同時期東京の2000m(重)の新馬で上り34秒6を計時したっけ…。

 次走のシクラメン賞は、ポテンシャルを数字で具現。前半5F通過は59秒1のミドルペース、ラスト3Fのレースラップは11秒3-11秒4-11秒8(3Fは34秒5)という高速ラップを、のみ込むようにして上り33秒5で大外一気。1分45秒6は従来の記録を0秒6塗り替える、仰天の2歳レコードだ。ちなみにマイル通過タイムは1分33秒8。同開催の阪神・朝日杯FSの決着タイムは1分33秒3、上りは33秒6。レース内容は、あのダノンプレミアムと五分か、それ以上といっていい。時計決着はもちろん。伸びやかな背中、長い四肢の形状を見れば、距離2400mも望むところ。よほど内外にモタれない限り東京なら直線勝負で間に合う。

 強敵はサトノソルタス。デビュー戦は天皇賞(秋)当日、時系列的に激しさを増す豪雨で馬場は不良。1800m1分58秒3という走破タイムから能力の在りかは読み取り辛い。しかしラスト3Fのレースラップは12秒2-11秒9-12秒5(3Fは36秒6)、自身の上りは36秒4。あの極悪馬場で11秒台のラップは、キタサンブラックだって出せていないかも(天皇賞の上りは38秒5)。続く共同通信杯は一転、良馬場の時計勝負。中団内でまずは我慢、ムーアに走り方を教わりながら、11秒7-11秒5-11秒6(3Fは34秒8)というレースの上りに対し、自身のソレは33秒3。馬群を割り着実に一歩ゝ、しぶく2着に追い上げてきた。1分47秒5という走破タイムも、過去十年の共同通信杯の中では水準級。皐月賞への道も考えたときもあったが、目標はダービー。前走後はトレセンに在厩。堀厩舎ならではの綿密な調教メニューを消化、青葉からダービーへ、心身ともにワンステップアップを完了した。

 三番手もディープインパクト産駒・スーパーフェザーの瞬発力。アザレア賞は緩ペースの上り勝負にせよ、11秒0-11秒3-11秒6(3Fは33秒9)というレースの上りを、33秒6で一気差し。馬体は正直まだ薄い。良馬場が条件、直線勝負に徹する作戦になるだろうが、素材と将来性は前記二頭に負けず劣らず。ダノンマジェスティも、阪神1800mの新馬を、外ラチにぶっ飛んでいきながら33秒0をマークしたディープの逸材。アクセルとブレーキの踏みどころを模索しつつでも、大寒桜賞は最後ひと差し。すんなり流れに乗ってくれれば単式圏内。

 今年の青葉は、ディープの精鋭部隊を討ち果たすのは容易ではない。ただ普通の年だったら、ダブルフラットは前残り十分。山吹賞はラスト4F・11秒9-11秒5-11秒4-11秒7というロングスパートで、2分13秒8を計時。エタリオウのゆきやなぎ賞も、ラスト4Fは11秒5-11秒5-11秒1-11秒8とタフ。0秒1差先着を許したサトノワルキューレは、つい先週フローラSを怪物染みたリズムで、東京で一気差しを決めている。

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