複勝
1点
13
5000円
馬連
流し
2通り
6
12
各1200円
5
15
各800円
7
11
各500円
購入:10000円(7通り)
払戻:9500円 収支:-500円
昨年のシリウスSは、マスクゾロの逃げ切りが決まりました。昨年9月末に単行本『逃げ馬必勝ナビゲーション』が発売され、「阪神ダ2000mは逃げ馬受難」と綴っているのに、初日のメインレースでシリウスSが阪神ダ2000mで行われるようになって、初めての逃げ切りが決まってしまう始末。 休養明け2戦目で、まだ調子が上がってこない逃げ馬メイショウイチオシがハナを主張できず、最内枠からマスクゾロが出して行く形での逃げ切りでした。昨年のこのレースは、少頭数の上に馬場がやや軽く、先行勢も手薄でしたから、メイショウイチオシがハナを奪えない場合は、「行った、行ったが決まるかもしれない」と覚悟はしていましたが、まさに、見た目にはそのとおりの決着でした。 しかし、レースラップを見ると、芝スタートで最初のストレートが約500mと長い阪神コースらしく、前半4F目の2コーナーまで息が入っていませんでした。やはり、どう考えても、逃げ、先行馬が消耗度の高いレースをしていたのです。つまり、昨年、前から押し切ったマスクゾロ、ピオネロ、アポロケンタッキーの上位3頭が強かったということ。 逆に目下3連勝で、その後のみやこSや東京大賞典を制したアポロケンタッキーがここで取りこぼしたのは、ペースがそれほど上がっていないと錯覚して、早めに位置を上げた分の3着凡退でしょう。マスクゾロも前走のジュライSでは、6馬身差の圧勝でしたが、このレースでは指数を落としています。何が言いたいのかというと、やはり逃げ馬は、能力がワンランク上でなければ勝てない受難のレースであるということ。 よって、◎には、昨年のこのレースで2列目追走から、2着に粘り、自己ベストのPP指数をマークしたピオネロを推します。この馬は、その後のオープン特別や重賞でも善戦しているように、ここでは能力上位。前走のエルムSは、明らかな距離不足で7着に凡退しましたが、ダ1700mよりも楽に追走できるこの距離ならば挽回が可能でしょう。 また、この馬は、昨年のシリウスSや、前々走のマーキュリーCでも先行して2着と結果を出しているように、末脚を生かす競馬は好ましくない馬。しかし、今回の距離ならば、逃げ馬マスクゾロを見ながら、ある程度、前を意識した競馬が出来るでしょう。 ○は、昨年のこのレースを逃げ切り勝ちして、予想以上に力をつけていることを証明したマスクゾロ。前走・BSN賞はトップディーヴォに0.1秒差先着を許しましたが、これは長期休養明けでスタミナ切れしたものでしょう。ひと叩きされての変わり身に期待します。 ▲は、ブリリアントS、マーキュリーCと目下2連勝のミツバ。昨年のこのレースでは上位3頭に完敗の4着でしたが、昨年よりも力をつけた今ならば太刀打ちできるでしょう。今回は休養明けの一戦になりますが、昨年よりもさらにペースが上がれば、この馬によりチャンスが巡ってきます。
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