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最速の月曜公開!全重賞の展望をお届けします

2月25日 阪神11R アーリントンC(G3)

netkeibaデスクの見解

※月曜段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 1回阪神・2回中山では、春のGIに向けて3歳重賞・オープン特別が毎週行われます。そのため、オープンのレースレベルが落ちる時期でもあります。

 そのなかでアーリントンCは「裏街道」に当たる位置にあり、レベルはそれほど上がりません。コパノリチャード、ミッキーアイルという大本命馬がいるときは堅い決着になりましたが、基本的に人気馬は当てにならず、大荒れになることも珍しくありません。

1.距離延長組が好成績

 過去10年間で、前走から距離を延長した馬が4勝して勝率10.3%・単勝回収率143%。開幕週の馬場でスピードが活きる条件であり、短距離戦から臨戦する馬が狙い目になります。

2.大型馬が幅を利かせる

 同じく過去10年間、馬体重が480kg以上の馬が連対率23.9%。500kg以上だと28.6%、520kg以上だと33.3%と、馬体重が重ければ重いほど成績が良くなる傾向が出ています。洋芝オーバーシードの春の阪神で、パワーがある馬が有利。

3.先行力を要チェック

 逃げ・先行馬が過去10年で6勝2着6回という好成績。ちなみに、前走で逃げていたという馬の単複回収率はいずれも100%を超えます。中心は先行力を持っている馬から選ぶのがセオリー。

 ミラアイトーンは大型馬で大跳び。一気の距離短縮が懸念された前走ですが、上がり3F33.8秒をマークして快勝。スピード能力の高さをアピールしました。新馬勝ちが1800mですから、1Fの距離延長は歓迎でしょう。騎乗する武幸四郎騎手は、デビューした週に重賞勝ちを収めた実績があります。最後の週も重賞制覇で締めくくることができるか、注目が集まります。

 ペルシアンナイトのシンザン記念3着は、ゴール前で狭くなる場面があってのもの。また、キレ味が削がれる重馬場も堪えたようです。良馬場ならば巻き返しは容易なはずで、巻き返しに要注意。ジョーストリクトリはスピード豊富な馬ですが、差しに回った前走も難なく快勝して、競馬ぶりの進境を見せました。これまで左回りばかり使われていて、右回りへの対処がカギに。

 ディバインコードはレベルの高かった京王杯2歳Sの3着馬。詰めの甘さは残りますが、安定した先行力は評価できます。以下、レース巧者のヴゼットジョリー、朝日杯では不利を受けて消化不良に終わったレッドアンシェル。シンザン記念の勝ち馬キョウヘイは、今走が真価を試される一戦になるでしょう。

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