最速の月曜公開!全重賞の展望をお届けします
※月曜段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。 かつてはフェブラリーSの前哨戦という位置づけでしたが、4年前からこの時期に移動、同時に距離も100m延長されました。帝王賞への叩き台としての役割は残っていますが、ここをステップに帝王賞で好走したのは2013年のニホンピロアワーズが最後。GI級の出走が減って、冬場に行われていた頃よりはメンバーのレベルは低下している印象です。 1.平坦京都で先行馬が頑張れる 坂の阪神から直線平坦の京都への開催替わりで、先行有利がセオリーです。アンタレスSやマーチSなど、坂コースで粘り切れなかった先行馬の巻き返しに要注意。 2.斤量を背負っている馬が強い 時期変更後の4年間で、56kgを背負った馬は連対率4.5%であるのに対して、57kg以上の馬は33.3%。背負っている馬=すでに重賞実績がある馬のハードルは高く、チャレンジャーは簡単には通用できません。 3.京都の長丁場で巨漢馬が力を発揮 過去4年間で馬体重520kg以上の馬は連対率25%。それ未満の馬の7.0%を大きく上回ります。大箱の京都をひと回りするコースで、巨漢馬の力押しが他場以上に威力を発揮する様子です。 ダートでは4戦4勝とまだ底を見せていないグレイトパールが中心。ダート転向後4戦中3戦で上がり3F35秒台をマークしているように、ダート馬離れした鋭い決め手の持ち主。オープンで流れが厳しくなるのはむしろ歓迎材料で、直線が平坦な京都は決め手を活かすにはベスト条件と考えられます。 グレンツェントは現状非力さが残るので直線に坂がない京都に替わるのはプラス材料。ひと叩きされての上積みも見込めます。アスカノロマンはあとひと押しが効きませんが、前走も2着とは小差。昨年の当レースの勝ち馬で、京都1900mでは3戦2勝と好相性です。 クリソライトは7歳ですが衰えは見られません。自分のリズムで競馬ができれば中央のレースでも。以下、相手なりに走れるピオネロ、ハナを切れればしぶといケイティブレイブ、京都向きの一瞬のキレを持つロワジャルダン。
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