丹下日出夫の予想

丹下日出夫

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問答無用の決定力!週末の特別レースを完全に制圧します!

5月6日 京都11R 京都新聞杯(G2)

  • 馬単

    1着流しマルチ

    12通り

    1着

    3

    相手

    4

    5

    6

    8

    9

    11

    各300円

  • 3連単

    1着2着流しマルチ

    30通り

    1着

    3

    2着

    8

    相手

    4

    5

    6

    9

    11

    各100円

  • 3連単

    1着2着流しマルチ

    30通り

    1着

    3

    2着

    4

    相手

    5

    6

    8

    9

    11

    各100円

購入:9600円(72通り)

結果

【馬単】
300円 × 17.0倍 = 5100円

このレースの収支

払戻:5100円
収支:-4500円

丹下日出夫の見解

【兄の背中を追って】サトノクロニクルの半兄サトノラーゼンは、二年前の京都新聞杯の覇者。兄も想像をひとつ超える進化を短期間でとげ、あれよゝという間にダービーを2着したが、弟のクロニクルにも相通じる部分が大きい。ひも解けば、デビュー戦の上がりは33秒9。湿った芝を思えば、特にゴール前の脚色は望外の脚だった。次走で未勝利は脱出、稍重だけに時計もラップも平凡だが、腰の動かし方や切れは、例えるならリスグラシュー――走ると言われるハーツクライ産駒のソレ。

 ただ、まだ馬体を造り切れておらず、動かし方を誤ると体が痛む。水仙賞は1000m通過・1分4秒3という超スローはわかっていたが、陣営も鞍上も無理のないよう外差しと決めていた。追い込み届かずの2着に終わったものの、11秒7-11秒2-11秒5(3Fは34秒4)というレースラップに対し、自身の上がりは33秒7。急坂の待ち構える中山で、ゴール板が近づくにつれ伸びる加速ラップに、改めて血統力と資質を感じ取ったか。まだ追い切りで併せ遅れもあるが、二週にわたり川田が手綱を握り、兄の背中を追うべく、ダービーの最終切符取りとジャンプアップに備えてきた。

 逆転があればミッキースワロー。中山2200mの勝ちタイムは2分16秒0と平凡。高速決着も見え辛かったが、ひめさゆり賞は11秒8-11秒2-11秒6(3Fは34秒6)というレースの上がりに対し、ミッキーのソレは33秒9。平坦とはいえ、目の覚めるような加速ラップで、1分59秒9という好タイムもマーク。思えば父トーセンホマレボシは、京都新聞杯・2分10秒0のレコードホルダー。同レースを起点にダービー3着、母の父はダービー馬ジャングルポケット――ダービーでも大駈けがあるかもしれない、破壊力のある血統構成だ。

 インヴィクタも、祖母はハルーワソング、今を時めくシュヴァルグランやヴィブロス一族。ハービンジャー産駒ゆえ、たぶん高速決着は辛い。パワーを要する札幌でデビューした当時から、茫洋とだがダービーは、京都新聞杯あたりを逆算する形で成長を促してきた。3着に敗れたものの、若葉Sは1000m通過・59秒1-1800m通過・1分47秒9という澱みのない流れを経験し、2分0秒3に時計を詰めている。

 プラチナムバレットは、キャリアが示すように相当タフ。しかもレースごとに、小さな課題をクリア。半姉のスマートレイアーはディープ譲りの切れ者だが、父がマンハッタンカフェにかわり、距離2200mも望むところ。サトノリュウガの福寿草特別・2分0秒3も、クラシックを展望できる好記録だった。ただ、一頓挫あってのGII。将来性はともかく、京都新聞杯は毎年勢いのある上がり馬を狙ったほうがいい。ゴールドハットは、直線勝負の気楽な立場。連穴突入を一考。

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