馬連
1点
1
4
5000円
流し
2通り
3
5
各1500円
7
8
各1000円
購入:10000円(5通り)
払戻:0円 収支:-10000円
一昨年はルージュバック、昨年はサトノダイヤモンドと近年はクラシックの活躍馬を出しているきさらぎ賞。今年も一昨年のセレクトセールで1億9500万円で落札された、大本命馬のサトノアーサーが出走してきます。 サトノアーサーは、サトノダイヤモンドと同じ馬主、厩舎で、秋にデビューして2戦2勝。池江厩舎と言えば、かつてドリームジャーニーやオルフェーヴルのように、期待馬は夏の新潟デビューから朝日杯フューチュリティSを目指すのが主流でしたが(オルフェーヴルは、京王杯2歳Sで惨敗して朝日杯フューチュリティSに出走できず)、近年は仲良しの堀厩舎スタイルを真似たのか(?)、成長を促して秋デビュー、新馬戦から馬を作り過ぎないスタイルに切り替えて、盛り返した感があります。 堀厩舎スタイルは、馬がスムーズに上昇しないと、クラシックに間に合わないローテーションですが、早期デビュー馬はクラシックまでにスランプ期間がないと競走成績が尻窄まりになるリスクも多し。よって、期待の高い馬ほど秋にデビューさせるべきと、改めて実感する今日この頃です。 確かにサトノアーサーは、デビュー2戦目のシクラメン賞では、上り3F32秒7の鬼脚を繰り出して突き抜け、圧勝したほどの高素質馬。しかし、前売りの現時点で単勝オッズ1.3倍とは、過剰人気をとおりこして、異常人気。勝つ可能性も十分ありますが、本命にはしづらいというのが本音です。 よって、◎にはデビュー2戦目のサウジアラビアRCで、後の東京スポーツ杯の勝ち馬ブレスジャーニーと0.2秒差(2着)のダンビュライトを推します。サウジアラビアRCではブレスジャーニーに完敗でしたが、3着馬クライムメジャーにつけた着差は0.5秒。そのクライムメジャーは、その次走・ベゴニア賞で後の朝日杯フューチュリティSの勝ち馬サトノアレスと0.3秒差(3着)と健闘しているように、サトノアレスとそれほど変わらない能力があります。 この馬が前走の朝日杯フューチュリティSで13着に失速したのは、レースのラスト3Fが11秒5-11秒2-12秒1と、ラスト1Fで大きくペースを落としているように、意外と前が厳しい流れだったことと、休養明けが影響したのでしょう。今回はひと叩きされての粘り強化に期待します。また、日曜日の天気は、けっこうな雨模様。馬場が重くなるほど、前走で厳しい流れを経験していることが利いてくるでしょう。 ○は、新馬戦こそ辛勝でしたが、前走のシクラメン賞では鬼脚を見せて圧勝のサトノアーサー。この馬は、暮れの時計の掛かる阪神、それも少し渋った馬場で上り3F32秒7をマーク。この馬が先頭に立ったラスト2F目のレースラップは10秒8。つまり、この馬自身は10秒台半ばの脚が使えていたことになります。暮れの阪神では、超絶スローペースでも10秒台はなかなかお目に掛かれない数字だけに、かなりの素質馬であることは間違いないでしょう。 素質面だけで言えば、単勝オッズ1.3倍も順当なところですが、前走であれだけ強烈な競馬をしてしまうと、今回でダメージが出る可能性もあります。また、これまでに速い流れのレースを経験したことがないという意味でも、サトノアーサーは異常人気でしょう。今年のやや低調な3歳牡馬クラシック路線にピリオドを打つとしたら、現状ではこの馬が主力になること以外に考えられませんが、取りこぼしの可能性も考慮して対抗評価としました。 ▲は、前々走の黄菊賞では、大逃げして完勝のタガノアシュラ。この馬が前々走で3着馬につけた着差は1.1秒差。当然、PP指数も2歳500万下としては高いものがあります。今回もハナを主張できる組み合わせ。切れを生かしたい有力馬が揃った中で、上手く自分のペースを刻んで逃げることができれば、この舞台での一発があっても不思議ありません。
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