の予想

1月29日 京都11R シルクロードS(G3)

  • 複勝

    1点

    12

    5000円

  • 馬連

    流し

    3通り

    12

    相手

    5

    7

    10

    各1000円

  • 馬連

    流し

    4通り

    12

    相手

    1

    4

    9

    11

    各500円

購入:10000円(8通り)

このレースの収支

払戻:0円
収支:-10000円

の見解

 シルクロードSが行われる京都芝1200mのスタート地点は、向正面の直線半ば付近。3コーナーにかけて上り坂になっており、これが逃げ馬のテンの速度を鈍らせます。それゆえに前半3F34秒台以上で、後半3F33秒台のスローペースが発生することもあります。著書『逃げ馬ナビゲーション』でも紹介したように、過去3年でもレディオブオペラ(2着)、アンバルブライベン(1着)、ローレルベローチェ(2着)などの逃げ馬を残してきました。今回と同舞台の昨年の京阪杯でもとんでもないオーバーペースでしたが、ネロが逃げ切っています。

 基本的に前残りが発生しやすいコースですが、今年はローレルベローチェが回避しても逃げ、先行馬が多すぎるメンバー構成です。さらに京都は、例年のこの時期以上に時計を要しています。今週からBコース使用で先週までよりも時計が速くなっているとはいえ、平均ペースなら1分08秒台、ハイペースでようやく1分07秒台が視野に入ってくると言ったところでしょう。

 例年どおりに前残りに賭けるか、例年以上の逃げ、先行馬揃い+時計の掛かる馬場で差し馬に賭けるか悩ましいところですが、配当妙味があるのは差し馬。また、今回はネロよりもスタートの速いソルヴェイグやセカンドテーブルもいて、それらがネロに絡まないとも言い切れないので、今回の◎は、差し馬のブランボヌールにしました。

 ブランボヌールは3歳ながら、1分08秒5で決着(前半3F34秒1-後半3F34秒4の平均ペース)で決着した昨年のキーンランドCの勝ち馬。前走のスプリンターズSは、休養明けのキーンランドCで激走した疲れも多少あったはずながら、勝ち馬と差のない競馬ができました。能力はなかなかのものがあります。

 また、今回上位人気に支持されている馬は、前走で展開に恵まれて、能力を出し切った感がする馬が多く、それらが思わぬ凡退をしてレースのハードルが下がればチャンスも出てくるでしょう。ネロにマークが集まってペースが上がって差し馬有利の展開になれば上位入線のチャンスです。

 ○は、前走の京阪杯を圧勝したネロ。今回で能力を出し切ることができればここも圧勝の可能性が高いです。しかし、前走であそこまで強い競馬をして、さらに今回に向けてお釣りが残せているかどうか。そのあたりを考慮して対抗評価までに止めました。

 ▲は、函館スプリントSを勝利してスプリンターズSでも3着と好走したソルヴェイグ。昨秋は前走のスプリンターズSを大目標において、そこで結果を残しました。今回のレースはあくまで始動戦。能力は認めるものの、今回に限っては全幅の信頼とまではいかないでしょう。

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