の予想

4月16日 中山11R 皐月賞(G1)

  • 馬単

    1点

    8

    5

    3000円

  • 馬単

    1着流し

    2通り

    1着

    8

    相手

    6

    16

    各2000円

  • 馬単

    1着流し

    3通り

    1着

    8

    相手

    3

    7

    17

    各1000円

購入:10000円(6通り)

このレースの収支

払戻:0円
収支:-10000円

の見解

 ファンディーナの3代母クードジェニーはフランスの2歳女王で、そこに一流種牡馬が代々かけられてきたが、母父ピヴォタルがアウトサイダー血脈豊富なアウトブリードで、良血が強すぎて煮詰まりそうなところを巧く希釈しているといえる。

 クードジェニーの全兄マキャヴェリアンは父としても父父としても母父としても成功し、ヴィクトワールピサやヴィルシーナ=ヴィブロス姉妹などの母父でもある。ファンディーナとヴィクトワールピサはサンデーサイレンスとマキャヴェリアン=クードジェニーを通じるヘイローのクロスを持つなど配合パターンがよく似ていて、岩田が乗って中山の4角でうなりながら加速するさまもよく似ているから、皐月賞を狙ってきたのは正解だろう。

 マキャヴェリアンの父系は牝馬がよく走ることでも知られ、今オセアニアで連戦連勝の女傑ウインクスや、北米史上最強牝馬の一頭にあげられるゼニヤッタは、ともにマキャヴェリアン直仔ストリートクライの娘だ。ストリートクライの息子ストリートセンス(ケンタッキーダービー)は現在日本で供用中だが、これも初年度産駒を見るかぎりどうやらフィリーサイアーの傾向を示している(ヴィクトワールピサ産駒もジュエラーをはじめ牝馬がよく走る)。

 ディープインパクトも牝馬の大物を多く出している種牡馬だが、そういう血統背景から、柔らかく大きく、強く速く動けるとびきり素晴らしい牝馬が現れたのだから、ウオッカのダービー制覇ぐらいのことをやってのけても何の不思議もない。

 ファンディーナが勝つとしたらヴィクトワールピサやアンライバルドのように4角でうなりながら先頭に立つはずだから、相手にはトライアンフマーチのようなマイラーでもいいから俊敏で自在味のある差しを拾うというのが基本線。カデナとスワーヴは大跳びで内回りの4角で加速できるタイプではないので、オッズまで考慮するならば消しでいきたい。前で拾うとすればハイペリオン的なスタミナが凄い配合のクリンチャーだろう。

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