丹下日出夫の予想

丹下日出夫

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問答無用の決定力!週末の特別レースを完全に制圧します!

11月26日 東京11R ジャパンC(G1)

  • 馬単

    1着流しマルチ

    12通り

    1着

    2

    相手

    1

    3

    4

    8

    11

    12

    各300円

  • 3連単

    1着2着流しマルチ

    30通り

    1着

    2

    2着

    8

    相手

    1

    3

    4

    11

    12

    各100円

  • 3連単

    1着2着流しマルチ

    30通り

    1着

    2

    2着

    4

    相手

    1

    3

    8

    11

    12

    各100円

購入:9600円(72通り)

結果

【馬単】
300円 × 52.5倍 = 15750円
【3連単】
100円 × 133.4倍 = 13340円

このレースの収支

払戻:29090円
収支:+19490円

丹下日出夫の見解

【若駒のすべて】3歳馬レイデオロのスピードと瞬発力が、絶対王者も、古馬勢をも突き放す。2歳秋の東京・芝2000mを出発点とし、暮れのホープフルSまでに3連勝を果たした世代の旗手。クラシック緒戦の皐月賞は蓄積疲労が抜けきらず伸び一息の5着に終わったものの、ダービーは向こう正面後方から、大胆にも一気に2番手にとりつき、直線さらに二枚腰をつかって後続を振り切る快勝を遂げている。なるほどダービーは緩ペースの上り勝負、上り3Fの数値は11秒5-10秒9-11秒4と、速くなって当然。しかし、ラスト2Fめは10秒9――実測として11秒台を切ったケースは過去10年間ではエイシンフラッシュとレイデオロのみ(ディープインパクトは推定10秒5という特別な記録をマークしているが)。並外れた加速装置を保持していることがわかる。

 ステップレースはJCのために距離を重視、坂コースの2400mの神戸新聞杯を選択。関西遠征で体重は少し減ったが、体幹がしっかりとしたことで四肢の踏ん張りが強くなり、発馬も好スタートが切れるようになった。前走も後半4Fを11秒台で漸次加速。古馬にはない機敏性と可能性、そして1-2Fの3歳馬の爆発力が、幾たびかJCを制してきたことを私たちは知っている。

 対抗も3歳馬ソウルスターリング。毎日王冠は年長古馬のプレッシャーに、天皇賞は馬場に苦しんだ。しかし、オークスの2分24秒1というタイムはダービーより速く、あのジェンティルドンナの2分23秒6に次ぐ歴代2位。さすがにジェンティルドンナレベルの牝馬は、そうそういないが、ジェンティルは3-4歳JCを連覇、過去10年のJC勝ち馬には、ブエナビスタやウオッカなど、斤量有利な牝馬はJCに強いことを示している。母は世界をまたにかけGI6勝を挙げた名牝、完成形はまだ先にあるはずだ。天皇賞後の乗り出しも、牝馬らしからぬ驚異的な回復力と変わり身を中間示している。

 キタサンブラックの戦績も、大いにリスペクト。本年の天皇賞(秋)は史上まれな不良馬場。一瞬の隙を突き乾坤一擲のイン強襲もハマったが、難なくそれが、繰り返しできるのが絶対王者。不良馬場激走後も闘志と体力は衰えず、今年も武豊は自在にレースを組み立てるだろう。ただ、去年のJCはロングスパートで押し切ったものの、10秒台の高速勝負に唯一弱点がある。重箱の隅をつつくようだが、3200mの天皇賞(春)をレコードで走れても、1-2F・10秒台の追い比べになると切れ負けの可能性は依然として残っている。先週から東京はCコース、2歳新馬戦でも10秒台のラップが出たように、晴れならJCは高速ラップが不可欠となる。

 キタサンとモツれあうようにして天皇賞を2着したサトノクラウンも、力量はキタサンと五分でいい。目標はJC、まだひと絞りできる体つきであり上積みも大きい。ただしサトノも、良馬場の超高速の上り勝負にまだ課題を残している。

 ならば一角崩しにシュヴァルグラン。天皇賞(春)は、キタサンに0秒2差に肉薄。京都大賞典はゴール前の不利が痛く消化不良の3着に終わったものの、変わり身十分。大箱の東京は、剛腕ボウマンの追い込みとアクションもよく似合う。天皇賞5着のマカヒキも、一歩一歩だが復調階段を歩んでいる。

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