の予想

10月21日 東京11R 富士S(G3)

  • 馬連

    1点

    6

    -

    15

    3000円

  • 馬連

    1点

    1

    -

    15

    2000円

  • 馬連

    1点

    7

    -

    15

    1000円

  • 馬連

    流し

    2通り

    15

    相手

    2

    3

    各1500円

  • 馬連

    流し

    2通り

    15

    相手

    8

    13

    各500円

購入:10000円(7通り)

結果

【馬連】
3000円 × 10.8倍 = 32400円

このレースの収支

払戻:32400円
収支:+22400円

の見解

 今年の富士Sは、マイルCSの前哨戦らしく、出走馬15頭中10頭が休養明けというメンバー構成。さらに残る5頭のうちの3頭が今回が成績の乱高下が激しい休養明け2戦目。予想屋が簡単に口に出してはいけないのかもしれませんが、なかなか難解の一戦となりました。

 また、近年のマイル重賞路線は、逃げ馬不在。このレースの過去4年も本来は逃げ馬ではない馬が逃げて、スローペースを演出。ちょっと地力のある逃げ馬ならば、残れてもいいはずのペースでありながら、普段楽なレースばかりしている馬が逃げているため、掲示板にすら載れていない状況が続いています。

 今年も、今回のメンバーだと、さすがにマイネルアウラートが逃げる可能性大。これを外からミュゼエイリアンやクラリティシチーが追いかける形。もしかすると時計の掛かる馬場で行われたニュージーランドTを、先行策から押し切ったジョーストリクトリも今回先行、場合によっては一発狙いで逃げる可能性もありますが、それでもペースが上がりきる可能性は低いでしょう。

 よって、ここは先行馬中心で馬券を組み立てるのが無難。また、競走馬の休養明けはスタミナが不足するため、極度に馬場が悪化してオーバーペースが発生すると、思わぬ大敗のパターンもありますが、多少時計が掛かる馬場のスローペースならば、休養明けを大きく割り引く必要がありません。

 そんなこんなで、◎には、今年4月のマイラーズC(ここ一年では一番のハイレベル戦)を勝利したイスラボニータを推します。マイラーズCでは、今回1番人気のエアスピネルに完勝しているにも関わらず、現時点でこの馬は4番人気。おそらく大外枠が嫌われたものと見ていますが、土曜日は雨の影響を受けて、多少なりとも時計が掛かるはず。大外枠でも大きく割り引く必要がありません。むしろ馬場状態の良い外のほうが伸びる可能性さえあります。

 また、前走の安田記念は、8着に凡退したものの、これは直線序盤で進路を失った影響も多少ありますが、大きくは二走ボケによるものでしょう。イスラボニータは基本的に、鉄砲駆けする気性の持ち主でもあるので、巻き返しを期待します。

 ○は、マイラーズCの2着馬エアスピネル。この馬もマイル戦では崩れなく、イスラボニータと互角の能力はあります。ハイペースで流れたマイラーズCでも、外からイスラボニータを負かしに行って、0.1秒差の2着でした。しかし、対抗評価に止めたのは、マイネルアウラートが逃げるとなると、内で包まれてしまう危険性があるからです。かといって、ある程度、積極的に出して行ったとして、最後まで息が持つかどうかは「?」。リスクも伴う1番人気のように感じます。

 ▲は、昨年の2歳チャンピオンのサトノアレス。この馬は皐月賞では11着でしたが、ペルシアンナイトと0.6秒差と着順ほど着差がなく、メンバー最速の上がり3Fを使えていた点を評価しました。また、休養明けの巴賞では成長力を見せて勝利している点がポイント。前走の函館記念では1番人気を裏切る形となりましたが、1番ゲートからある程度出して行く競馬で、しっかりを脚をタメられなかったことを考えると、仕方のない結果と言えるもの。直線で外に出して行きながら勝ち馬と0.4秒差(6着)ならば、悪くないでしょう。得意距離のマイル戦で逆転一発を狙います。

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