の予想

5月28日 東京10R 日本ダービー(G1)

  • 単勝

    1点

    1

    1000円

  • 馬連

    流し

    5通り

    1

    相手

    2

    4

    11

    12

    18

    各1000円

  • ワイド

    1点

    1

    -

    18

    3000円

  • ワイド

    1点

    1

    -

    2

    1000円

購入:10000円(8通り)

このレースの収支

払戻:0円
収支:-10000円

の見解

 スワーヴリチャードが東京で巻き返すシナリオは私も考えたが、いかにも古馬になって本格化しそうなハーツクライ産駒。本格化前のジャスタウェイが3歳時、ダービーに出ても勝てなかったのと同じように。

 ペルシアンナイトはハービンジャーとヌレイエフのナタの斬れが武器で東京でも面白いが、ダービーはテン乗りで勝てるレースではないのでこれも◎は打ちにくい。

 アメリカズカップはサトノアーサーとダンビュライトに完勝したきさらぎ賞が評価できるが、リボーの継続クロスで渋った馬場がプラスだった部分もあったか。ここで松若くんがいきなりダービージョッキーに…という結末もまだ想像しにくい。

 音無先生はアドミラブルについて「未勝利を勝ったときからダービーをめざしてローテを組んできた。こんな馬は今までいない。青葉賞馬は勝てないというジンクスを覆したい」と意気軒高だが、たしかにスタミナもパワーも斬れ味ハイレベルで、瞬発力勝負でも持続力勝負でも満点の結果を出してきて弱点らしい弱点が見当たらない。しかし飛び抜けた一芸に特化してないので、どこでも好走するが大一番では常に2着…という伯父のリンカーンに近いイメージも描ける馬だ。

 同じ音無厩舎で同じノーザンファーム産のダンビュライトは2歳7月のデビューで、これは翌日にセレクトセールを控えて新種牡馬ルーラーシップ推しの采配でもあっただろうが、その期待に見事に応えて新馬勝ち。

 マリアライトやリアファルやクリソライトやブラックスピネルが出るスタミナとパワーに富む牝系で、そこにルーラーシップだから明らかに大箱向きの中距離馬なのに、2歳時は朝日杯を目標にマイル路線を歩み、今年は京都外1800mのきさらぎ賞と中山内2000mの弥生賞と皐月賞で3着を重ね、すっかりモノサシ馬のような存在になってしまった。

 しかし血統や体つきや走りからすると東京2400mでベストパフォーマンスを出せる可能性はあるだろうし、皐月賞もファンディーナを意識したかのような捲りで長く脚を使っていて、あれで勝負付けが済んだとみるのは早計ではないか。

 2戦目からずっと重賞を走りつづけて様々なレースを経験してきて、前走からコンビを組む鞍上はダービー5勝の名手。まれに見る混戦で難解なダービーだからこそ、今年は人馬の経験値を最重視してみた。

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