馬連
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◎スワーヴリチャードは｢ハーツクライ×アンブライドルズソング｣という組み合わせで、きさらぎ賞(G3)2着馬バンドワゴンの半弟。｢ハーツ×アンブライドルズソング｣の組み合わせは、JRAでデビューした6頭中5頭が勝ち上がり、アダムバローズ(若駒S、紫菊賞)、カレンケカリーナ(OP)などの活躍馬が出ている。父ハーツクライは、シアトルスルーを抱えた繁殖牝馬と相性が抜群で、このパターンからアドマイヤラクティ、カレンミロティック、カポーティスター、シュンドルボン、ベルラップ、カフジプリンス、コウエイオトメ、トウシンイーグルなど多くの活躍馬が出ている。配合的には申し分ない。 2歳時は馬の成長を考慮して強い稽古をセーブし、前走の東京スポーツ杯2歳S(G3)は終始馬なりで仕上げていった。ゴール前で甘くなりブレスジャーニーに差され、ムーヴザワールドに迫られたのはそのあたりにも原因があったと思われる。先週、四位騎手が乗って一杯に追うなど、今回の調整過程はこれまでとは異なり、明らかにギアを上げてきている。クラシックへ向けてここからが本番だろう。ワンランク上のパフォーマンスを見せてくれるはずだ。
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