丹下日出夫の予想

丹下日出夫

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問答無用の決定力!週末の特別レースを完全に制圧します!

2月12日 東京11R 共同通信杯(G3)

  • 馬単

    1着流しマルチ

    10通り

    1着

    1

    相手

    3

    4

    5

    9

    10

    各300円

  • 3連単

    1着2着流しマルチ

    24通り

    1着

    1

    2着

    4

    相手

    3

    5

    9

    10

    各100円

  • 3連単

    1着2着流しマルチ

    24通り

    1着

    1

    2着

    5

    相手

    3

    4

    9

    10

    各100円

購入:7800円(58通り)

このレースの収支

払戻:0円
収支:-7800円

丹下日出夫の見解

【リチャード王凱旋】スワーヴリチャードが、クラシックに向け心身ともにさらに一歩前進。明け3歳世代の牡馬の勢力図はいまだ混とん。しかし、総合力とレースの質でいえば、東京・芝1800mを1分48秒3でしのぎを削った、東京スポーツ杯が2歳牡馬戦線では最上位にランクされる。なるほどレースを精査すると、稍重という少し時計のかかる条件下で、前半5Fは1分0秒6の平均ペース。ラスト3Fめは12秒0、続く2Fめに11秒2へと猛烈にピッチが上がり、最後の1Fも11秒9(3Fは35秒1)。底力と瞬発力とを同時に問われる、難解な一戦でもあり、キャリアに長じたブレスジャーニーに凱歌が上がったが、クビ差2着のスワーヴリチャードの上がりは33秒6。あまりの手応えのよさに、2F標識からブワリと風を巻き上げ動いていったが、坂上もう100mほど追い出しを我慢していれば、アッサリ突き抜けていたように思う。2歳秋とすれば、ある程度馬体もデキていたが、あそこやここに筋肉がつけば--いや、つくだろうと、想像を掻き立てられる造りだったし、青写真通り、共同通信杯に向けバージョンアップができている。

 ハナ差3着のムーヴザワールドも、馬群を割るようにして、東スポ杯では、上がり33秒8で3着に差し込んできた。前走は本馬場入場で、まだ随所に幼さや若さを見せていたし、馬体も緩かった。中間の坂路調教を、55秒台から53秒台へと負荷を大きくし、骨格や血統にふさわしい筋肉が備わりつつある。

 一角崩しはエアウィンザー。全兄のエアスピネルとは毛色や脚・背中の長さがいくぶん異なるものの、新馬戦から前回の福寿草特別の上がりラップは、兄と同クラスのHレベルで展開してきた。中間装着したシャドーロールも、とてもよく似合う。兄もそうだが、集中力がアップしさえすれば、首位争いまで展望できる。馬連・馬単は3頭ボックスが本線。

 タイセイスターリーは、道悪のシンザン記念をあきらめることなく2着に急追。父はマンハッタンカフェ、体型も兄ミッキーアイルよりは中距離型。熟練矢作厩舎のひと味と、ルメールの腕は、やっぱり怖い。相手は一気に強化するが、中山の急坂を34秒7で差し切ったチャロネグロの迫力。京成杯5着馬アサギリジョーの経験としぶとさを、3連単のヒモに押さえておきたい。

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