丹下日出夫の予想

丹下日出夫

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問答無用の決定力!週末の特別レースを完全に制圧します!

7月16日 函館11R 函館記念(G3)

  • 馬単

    1着流しマルチ

    12通り

    1着

    10

    相手

    1

    5

    6

    7

    11

    16

    各300円

  • 3連単

    1着2着流しマルチ

    30通り

    1着

    10

    2着

    1

    相手

    5

    6

    7

    11

    16

    各100円

  • 3連単

    1着2着流しマルチ

    30通り

    1着

    10

    2着

    16

    相手

    1

    5

    6

    7

    11

    各100円

購入:9600円(72通り)

このレースの収支

払戻:0円
収支:-9600円

丹下日出夫の見解

【ラップ競馬のお手本】ステイインシアトルは、ラップの妙のある、味のある先行馬に育ちつつある。二走前の福島民報杯は、3歳春の京都新聞杯以来のオープン挑戦、クラスの壁に6着とはね返されてしまった。しかし続戦の鳴尾記念で、一気にGIII奪取。1000m通過・1分1秒6という先行有利のスローとはいえ、上がり4Fは11秒7-11秒5-11秒0-11秒6という、メリハリの効いた、精度の高いラップで、実力牝馬スマートレイアーをクビ差封印。改めて数字を見つめ返すと、展開に恵まれただけではなく勝つべくして勝ったことがわかる。前走後は早めに目標を函館記念に設定、7月5日に栗東CWで追い切り北海道入り。輸送の反動もなく、今週13日には函館Wで5F・66秒4と、しっかり負荷のかかった調教メニューを消化できた。条件時代ながら、57キロで勝ち鞍もある。

 対抗は3歳馬サトノアレス。昨年の朝日杯FSは1分35秒4で決着。同時期に行われた阪神JFのソウルスターリングと比べると、質やレベル云々、1秒近く記録に線引きがあった。しかし、大勢が決したあととはいえ、スプリングSも皐月賞も、最速の上がりはマークしている。皐月賞後は短期放牧、硬くなっていた筋肉もほぐれたか。巴賞は5F通過・59秒3というミドルの上に立ち、11秒8-11秒3-11秒5(3Fは34秒6)というレースラップに対し、自身のソレは34秒1。3コーナーあたりからソロリと動き、余裕をもって外を回してフィニッシュ。1F延長の2000mに、ルメールも手応えを得たか。

 割って入ればサクラアンプルール。GIの大阪杯は13着に終わったものの、GIIの中山記念2着馬。緩ペースの瞬発力決着とはいえ、中山の急坂を33秒8で2着に突入。GIIIで56キロという斤量設定は恵まれた? アングライフェンは巴賞を最速の33秒9で2着に急追、数字上はサトノを逆転可能に映る。いや、あれは着差以上に力差があった――印の打ち方が微妙な馬だが、軽視できないことは確か。

 マイネルミラノは昨年の勝者。58キロは堪えないように思う。しかしすぐ後ろに、武豊のステイというのが切ない。ツクバアズマオーは、昨年3着とは一戦ほどローテが異なる。ただ目標はここ、比較的気楽な立場で直線差し切りを狙える。

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