最速の月曜公開!全重賞の展望をお届けします
※月曜段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。 定量のGII戦で1着賞金は6500万円。GIIの中でもGIに近い賞金と格式を誇ります。出走メンバーもマイル路線とスプリント路線の一流馬が集結して、毎年豪華な顔ぶれが揃います。しかし、そのわりにはほとんどすんなりとは収まらないレースでもあります。1400mという距離とシーズン末期という施行時期が相まって、一筋縄ではいかない難解な一戦です。 1.リピーターレース 過去10年で勝ち馬は7頭しかいません。つまり、3頭の馬が2勝ずつしています。キンシャサノキセキが6、7歳、サンカルロが5、6歳、リアルインパクトが5、6歳時にこのレースを連覇しています。いずれの馬も2勝目を挙げたときは1番人気ではなかったことは注目されます。 2.格がものを言う その勝ち馬7頭のうち、それまで重賞未勝利だったのは2008年のマルカフェニックスただ一頭。その年はGI級が不在で、阪神Cとしては例外的にメンバーが薄い年でした。この距離はJRAでも戦力層が一番分厚いゾーンで、しかも実績馬に有利な定量戦。よっぽどの力量がないと既成勢力の壁を突破することは困難です。 3.ベテランが強い 年齢別の勝率・連対率を以下に並べます(過去10回)。 3歳 3.1%・12.5% 4歳 5.7%・11.4% 5歳 6.4%・10.9% 6歳 7.1%・14.3% 7歳 6.3%・12.5% 3,4歳馬は普通の秋GIならば主力になるところですが、この阪神Cではそうでもありません。むしろ、6歳までは年齢の増加と比例して成績が良くなる傾向が出ています。ベテラン馬は少し悪い着順が続くとすぐ「終わった」とか言われて評価を落としますが、その判断はこのレースが終わるまで保留するべきでしょう。 ロサギガンティアは昨年の勝ち馬。これまで全5勝のうち1400で2勝、1800で2勝ですから、非根幹距離の鬼と言えます。使い込まれるよりも休み明けのほうが成績がいい傾向があり、田辺騎手騎乗で一変が期待できます。 ミッキーアイルはGI2勝の実力馬ですし、道中で息を入れやすい阪神芝1400も得意としています。今年はまったく崩れていないように5歳にして完成期を迎えている印象。イスラボニータはもう2年以上勝ち星から遠ざかっていますが、今季は復調の気配が見て取れます。初となる1400mに対応できれば。 フィエロは年齢的に良化に時間がかかるようになってきた印象があり、叩き3戦目で真価発揮が期待できます。以下、距離短縮で見直せるスノードラゴン、距離延長と阪神替わりはプラス材料のエイシンスパルタン、1400m戦がぴったりで充実著しいグランシルク。
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