複勝
1点
5
5000円
馬連
流し
3通り
3
11
15
各1000円
4通り
4
6
9
16
各500円
購入:10000円(8通り)
払戻:0円 収支:-10000円
阪神Cは、年の瀬を盛り上げようと「短距離路線の有馬記念」という触れ込みで始まったレースです。G2では札幌記念に次ぐ賞金が用意され、ホープフルSなどと並んで今年の1着賞金は6700万円。創設当初は札幌記念と同額の賞金が用意されていました。 しかし、スプリント路線やマイル路線の上位馬は、その2倍以上の賞金が用意されている香港スプリントや香港マイルへ向かうため、同年のスプリンターズSの勝ち馬やマイルCSの勝ち馬が、ここへ出走してくることはありませんでした。 しかし、今年は珍しく、同年のマイルCSを制したミッキーアイルが出走してきます。ただ、ミッキーアイルは前走のマイルCSで、最後に苦しくなって降着になっても驚けないほどの斜行をした後の一戦。今回での余力は「?」です。 さらに阪神芝1400mは、最初の3コーナーまで約443mと長く、ペースが上がりやすいコース。特にミッキーアイルのように折り合いに課題のある逃げ馬は、早めにコーナーで息を入れたいところですが、それが容易に出来るコースではありません。しかも、金曜日の六甲アイランドS(準オープン・芝1400m)で前半34秒1-後半3F36秒6のハイペースで1分22秒4も要したタフな馬場を考慮すると積極的には狙えないでしょう。よって、馬券は差し馬が中心。ミッキーアイルは無印でもいいと見ています。 ◎は、昨年のこのレースの2着馬ダンスディレクター。確かに昨年のこのレース2着は、差し、追い込み馬有利の展開に恵まれた要素も大きいですが、休養明けのタフな馬場で結果を出したことはたいしたもの。また、今年も展開に恵まれる可能性が高いでしょう。今季休養後の2戦では能力を出し切れませんでしたが、芝1400mの前走スワンSでは4着と復調の兆しを見せました。もともと実力のある馬だけに、ここで完全復活のパターンを期待しました。 ○は、昨年のこのレースの勝ち馬ロサギガンティア。今年初戦の芝1400mが舞台の京王杯SCでは3着したものの、その後はマイル以上の距離を使われて結果を出せていません。しかし、今回は得意の距離。前走で芝1800mの毎日王冠を使われた後の一戦だけに、スロースタートが切れるというのもいいでしょう。休養明けでタフな馬場をこなすのは、短距離でも容易なことではありませんが、反撃を期待します。 ▲は、芝1400mの新馬戦を勝利し、からまつ賞、クロッカスS、ファルコンSと芝1400mのレースを3連勝したトウショウドラフタ。前々走でも芝1400mのオープン、信越Sを勝利しています。この馬はいい脚が長く使えないので、楽に追走から直線勝負に持ち込める芝1400mがベスト。むしろ、現状ではそれ以外の距離では難しいと言える馬です。前走オーロCは、逃げ馬が残る展開を、出遅れて後方からの競馬となったために13着に大敗しましたが、差し馬有利の流れ、3歳馬の上昇力、芝1400mの適性の高さを考えれば、一発が期待できるでしょう。
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