丹下日出夫の予想

丹下日出夫

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問答無用の決定力!週末の特別レースを完全に制圧します!

6月26日 阪神11R 宝塚記念(G1)

  • 馬単

    1着流しマルチ

    12通り

    1着

    9

    相手

    2

    3

    6

    7

    8

    11

    各300円

  • 3連単

    1着2着流しマルチ

    30通り

    1着

    9

    2着

    3

    相手

    2

    6

    7

    8

    11

    各100円

  • 3連単

    1着2着流しマルチ

    30通り

    1着

    9

    2着

    11

    相手

    2

    3

    6

    7

    8

    各100円

購入:9600円(72通り)

このレースの収支

払戻:0円
収支:-9600円

丹下日出夫の見解

【これが完成形】ドゥラメンテの完成形を、私たちはまだ描けていない。父はディープインパクト、母系は三代にわたってGI馬。血統的なバックボーンはもちろん文句なし。3歳時の能力と評価も、まずは皐月賞の1分58秒2。直線一気のすさまじい切れ味にも震撼したが、キングカメハメハとディープインパクトの二頭が保持していたダービーレコードを、0秒1更新する2分23秒2という時計に集約。ダービー後、両前脚を骨折。復帰戦となった中山記念は、完調手前の見切り発車ながら、過去10年で最速の1分45秒9というタイムで、横綱相撲で押し切っている。

 ドバイ・シーマクラシックは落鉄の不利も確かに大きかった。ただ中山記念を叩いて上昇の予定が、馬体が萎み筋張り、初の遠征で馬体維持に汲々。優勝したポストポンドも思った以上に強かったが、馬体そのものを上手く造り切れなかったのが誤算だった。しかし帰国後は、そうしたデリケートな部分を丹念に整理し、少なくとも中山記念よりは体調は上。首差しもグンと太くなり、ヨロの筋肉も大きく膨らんできた。梅雨時の先行有利のパワー馬場も、重量感の増したこの馬体ならスイスイ。前回のドバイ遠征も、いい経験になった。一段進化した4歳馬ドゥラメンテの姿をグランプリで見たい。

 対抗一番手はキタサンブラック。菊花賞を制し、古馬初対決の有馬記念が僅差の3着。58キロを背負い中距離2000mの大阪杯では、10秒台のラップも経験し2着と好走。天皇賞(春)は、自身で競馬を構築し堂々の制覇。加えて鞍上は武豊。ファン投票1位通り宝塚の2200mの舞台がふさわしい。二頭の牙城を崩すとすればトーホウジャッカル。3分1秒0という空前の菊花賞のレコード制覇が、皮肉にも脚元の不安と低迷期を呼び込んでしまったが、前走の天皇賞であわやの見せ場を作った。今回の調教過程と馬体造りは、まさにあの菊花賞の時とそっくり。ローテーション的にも第二の最高地点は今回の宝塚だ。

 昨年の覇者ラブリーデイも復調急。タフなローテや距離もあったのだろう。天皇賞(秋)を境に、結果を残せないできたが、気温の上昇とともに調教の動きや毛艶も一変。前年より相手は強いが、ルメールの捌きも加味して惑星に推奨。58キロの実績が乏しいぶん、連下に置かざるを得なかったが、アンビシャスも中山記念は上がり33秒6の切れ味でドゥラメンテに肉薄。大阪杯ではキタサンブラックを封じ込め、馬体もさらに肉厚になった。ラストインパクトは、ドバイ・シーマクラシックを3着と好走。やはりJC2着の実力馬だけのことはある。

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