の予想

6月26日 阪神11R 宝塚記念(G1)

  • 複勝

    1点

    15

    5000円

  • 馬連

    1点

    9

    -

    15

    3500円

  • 馬連

    1点

    2

    -

    15

    600円

  • 馬連

    1点

    15

    -

    17

    300円

  • 馬連

    流し

    3通り

    15

    相手

    1

    3

    7

    各200円

購入:10000円(7通り)

このレースの収支

払戻:0円
収支:-10000円

の見解

 ワールドワイド級の大本命馬ドゥラメンテが、まさかのファン投票6位という衝撃で始まった今年の宝塚記念。多少なりとも堀調教師のドバイでのコメント拒否などが影響したのかしら?レース後に調教師から敗因が発表されなければ、ファンにとってドゥラメンテが良くわからない存在になるし、そうなれば必然とファン投票もためらいがちになります。

 しかし、逆に言えば、2着という結果は、堀調教師にとっては納得のいかないものだったのでしょう。それなのに2着に負けた…3着ラストインパクトにも0.2秒差まで詰め寄られた…これをどう考えるかが今年の宝塚記念の重要ポイントとなりそうです。

 また、今年はドバイターフをリアルスティールが、安田記念をロゴタイプが勝ったように、中山記念組の逆襲が目立ちます。大阪杯で春の天皇賞馬キタサンブラックを破ったのも中山記念の2着馬アンビシャスです。

 その中山記念。どういうレースだったかというと、前半スローから向こう正面の下り坂で急激にペースアップ、3-4コーナーで一度緩めて、もう一度ペースアップという2段階も加速が入った消耗戦。マラソンをやったことがある人ならわかると思いますが、2度もスパートしたら走り慣れた距離でも脈拍の上がり方が半端ではありません。

 前で立ち回ってしまったことで、2度の加速を強いられたラストインパクト、ロゴタイプ、リアルスティールが、その次走で大きく巻き返したように、先行馬はけっこう厳しかったはず。もちろん、おっつけて行ったドゥラメンテも厳しいレースをしました。ただ、厳しい流れを経験した(前哨戦を前哨戦として使うことが出来た)ことがその次走へと繋がったリアルスティールは安田記念で大きく凡退しました。

 さて、ドゥラメンテは中山記念で厳しい流れを経験したことがドバイシーマクラシックに繋がったのか?それとも消耗度の高いレースを制したことで、ドバイシーマクラシックでダメージが出たのか?繋がったのであれば安田記念で余力なしのリアルスティールの二の舞も考えられますが、ダメージが出たのであれば、今回で圧倒的なパフォーマンスを見せつけてくれるかもしれません。

 私のドゥラメンテのジャッジメントは、中山記念である程度走ってしまったために、ドバイシーマクラシックできっちりと上昇しきれなかった。だから宝塚記念でもある程度で走ってくるというもの。即ち、ほぼ横ばい。近2走レベルの走りは見せられると見ています。ただ、今回はそのレベルでは勝てない可能性もあること、それ以上に「G1を勝ち負けするならここか、長距離戦」という馬がいるので、今回のドゥラメンテは○対抗評価までとします。

 ◎には、道悪の鬼のサトノクラウンを推します。同馬は雨の影響を受けて時計の掛かる馬場で行われた弥生賞で、先行策から押し切って圧勝。また、かなり時計の掛かる馬場コンディションだった京都記念も、後続勢がバタバタになるなかで、4コーナーで先頭から押し切って堂々の勝利を決めました。

 サトノクラウンは道悪になると激走するために成績が好凡走を繰り返すタイプとなり、前走のクイーンエリザベス2世Cでは12着に凡退してしまいましたが、京都記念を圧勝した後の一戦だったこと、また、馬場状態や緩みないペースを考えれば、一瞬でもハナに立つなどは攻め過ぎの騎乗でした。逆に、前走で厳しい流れを経験したことで今回に繋がるでしょう。

 土曜日は開催中から開催終了後も小雨がばらつき、後半のレースになるにつれて時計が掛かって行ったので、日曜日は馬場が回復してもせいぜいワンランク回復の稍重ぐらい。さすがに完全に回復することはないはずなので、スタミナ特化タイプで馬場適性◎のサトノクラウンに高配当輩出の望みを託します。唯一の不安材料は、現在スランプ中の岩田騎手ということですが、道悪なら多少の判断ミスも大きなロスにならないので、そこまで気にする必要もないでしょう。

 正直、堀厩舎のワン、ツー決着が濃厚と見ていますが、うっかりドゥラメンテが2着以下に取りこぼした場合には、超高配当になるので、上位争いが考えられる馬は少々、馬券に加えることにします。その筆頭▲は中山記念でラスト1Fで強襲してドゥラメンテの2着に迫ったアンビシャス。同馬は確かに出負けしたことで、他上位馬と比べると展開が楽だったのは確かですが、共同通信杯で完敗したリアルスティールに先着したのは見事でした。さらに前走の大阪杯で2着に降した相手が春の天皇賞馬となれば、ここは評価せざるを得ないでしょう。

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