複勝
1点
4
5000円
馬連
6
500円
流し
3通り
2
7
9
各1500円
購入:10000円(5通り)
払戻:0円 収支:-10000円
現在、主流の中距離戦で行われる大阪杯は、京都記念や中山記念と同様に、春のG1を見据えた古馬のトップホースが始動してくるレースです。昨年、前年の天皇賞1着、ジャパンC3着のスピルバーグが、始動戦のこのレースで4着に凡退したように、昨秋のG1戦線を目標に置き、それなりの結果を出した実績馬が人気を裏切る傾向がとても強いのです。 では、大阪杯ではどのような馬を狙えばいいのかというと、選択は次の3つ。 【1】前走・有馬記念6着から巻き返した昨年のこのレースの勝ち馬ラキシスや、前走・天皇賞(秋)17着から巻き返した今年の京都記念の勝ち馬サトノクラウンのように、前走のG1で凡退した実績馬の巻き返しパターン。 【2】昨年のこのレースの2着馬キズナのように、休養明け初戦の京都記念や中山記念で能力を出し切れなかった馬の巻き返しパターン。 【3】昨年の京都記念の勝ち馬ラブリーデイのように、かなり勢いある上がり馬。 しかし、今回は【1】のように前走のG1で、誰から、どう見ても不自然なほど、決定的に敗れた馬も不在です。となれば、今回は【2】か【3】を選択するしかありません。 【2】の該当馬は、昨秋の天皇賞(秋)・3着、マイルCS・3着と好戦しながらも、前走の中山記念では出負けして1コーナーの外から追い上げる形となり、終始外々を回って9着に敗れたイスラボニータ。【3】の該当馬は、前走の中山記念で勝ち馬ドゥラメンテにクビ差の2着に迫ったアンビシャスということになります。 しかし、ドゥラメンテは、次走のドバイシーマクラシックで中山記念の6着馬ラストインパクトに1馬身半差まで追い詰められる形で2着を死守することが精一杯だったように、休養明けで好走したダメージで2戦目の今回は取りこぼす危険性もあります。中山記念の3着馬リアルスティールが次走ドバイターフを制したように、現4歳馬のトップクラスは強く、この先のG1戦線で主役になることは間違いありませんが、アンビシャスはリスクもある上に配当もつかないので、ここは◎はイスラボニータで攻めることにしました。 イスラボニータは前売りの段階で7番人気。昨秋の天皇賞は、スローペースで前々、内々有利の流れで、外から差して3着のイスラボニータのほうがアンビシャスよりも明らかに強いレース内容だったはずなのに、この人気のなさは不当と感じます。確かにイスラボニータは、また善戦止まりの可能性も考えられますが、それほどリスクがない上に当たれば高配当。攻める価値は十分にありそうです。 ○は、前走の中山記念は、ドゥラメンテをマークで乗って、ラスト1Fでドゥラメンテを脅かしたアンビシャス。ただ、中山記念は、逃げ、先行馬が向こう上面でペースを引き上げすぎたために、後方有利の競馬になったのも確か。先に仕掛けたドゥラメンテがラスト1Fでバテバテになるなかでも差しきれなかったことから、個人的には、先行したドゥラメンテやリアルスティールよりも評価はしていません。しかし、充実の4歳馬で、前走からさらなる伸びシロを見せることが出来れば、ここも勝ち負けに持ち込めるでしょう。 ▲は、前走の有馬記念は決定的な敗戦ではありませんでしたが、天皇賞(秋)・1着、ジャパンC・3着と比較すれば、やや凡退のラブリーデイ。この馬は2列目で立ち回った前走の有馬記念で脆さを見せたように、勝ちに行く競馬をすると脆さを見せるところがあります。逃げ、先行勢が手薄の今回では、スタミナが不足する休養明けでありながら、ある程度、自分から動いていかなければならないリスクが生じますが、前走のジャパンCを勝利して今回が始動戦のショウナンパンドラあたりを狙うよりは脈があると見て3番手評価としました。
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