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最速の月曜公開!全重賞の展望をお届けします

3月13日 阪神11R フィリーズR(G2)

netkeibaデスクの見解

※月曜段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 桜花賞トライアルとして3着までに優先出走権が与えられますが、距離も短ければ回りも内回りで、本番との関連性が薄いレースであることは周知のとおりです。しかしながら数少ない牝馬GIIで、1着賞金が5200万円というGIに次ぐ高額レースでもあります。

 つまり、短距離志向が強い馬にとっては、桜花賞ではなくここが最大目標というケースもあり得るわけです。もちろん桜花賞の優先出走権獲得に燃える馬もいて、さまざまな思惑が入り乱れます。馬券的にも荒れて当たり前と考えておくべきです。

1.アンチクラシックな血統馬

 近年の勝ち馬の父の名前は、サクラバクシンオー、ファルブラヴ、タイキシャトル、アグネスデジタルと、クラシックには縁の薄い非サンデー系の種牡馬が目立ちます。ちなみにディープインパクト産駒はこれまで[0-0-0-5]。

2.間隔が詰まっていると厳しい

 過去10年で連闘から中3週でここに臨んだ馬は勝率1.6%・連対率4.8%。じっくり間隔を開けてきた馬の前では分が悪いという傾向です。

3.大型馬に要注目

 一昨年の勝ち馬ベルカントは470kg、2013年の勝ち馬メイショウマンボも470kg。その前のアイムユアーズは450kgながらメンバー中では4位の重さでしたし、その前のフレンチカクタスは498kg。パワーに自信がある大型馬が力量を発揮しやすい条件です。

 メイショウスイヅキは折り合いに難があるためペースが速くなる短距離戦がベスト。前残りのファンタジーSで追い込んで0.3秒差を見ても重賞での力差は感じられません。桜花賞よりもこの一戦という馬で、休み明けでも全力投球が期待できます。

 アットザシーサイドは阪神JFで5着に終わりましたが、間隔が詰まっていた影響もありました。得意の1400mに戻れば前進は必至でしょう。ソーディヴァインは大型牝馬でパワー抜群。芝替わりがどうかですが、素質は重賞でも見劣りません。

 キャンディバローズは母方が短距離色が強く、本番よりもここで結果を出したいところ。1勝馬も素質上位のナタリーバローズ、叩きつつ前進見込めるクードラパン、前走が鮮やかだったカトルラポールまで。

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