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最速の月曜公開!全重賞の展望をお届けします

2月27日 阪神11R アーリントンC(G3)

netkeibaデスクの見解

※月曜段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 1回阪神・2回中山では、春のGIに向けて3歳重賞・オープン特別が毎週行われます。そのため、オープンのレースレベルが落ちる時期でもあります。アーリントンCもまた、クラシックを半ば諦めた馬たちによって争われるレースになって、レベルはそれほど上がりません。コパノリチャード、ミッキーアイルという大本命馬がいるときは硬い決着になりましたが、基本的に人気馬は当てにならず、大荒れになることも珍しくありません。

1.距離短縮は苦戦

 過去10年間、前走で1400m以下を使われていた馬が勝率12.2%、連対率17.1%。前走もマイルを使われていた馬が6.8%、20.3%であるのに対して、距離短縮組は3.3%、3.3%と不振です。前走きさらぎ賞などクラシック路線で壁に当たってからの転身組は結果を残せていません。

2.大型馬が幅を利かせる

 同じく過去10年間、馬体重が480kg以上の馬が勝率16.7%、連対率26.2%。500kg以上だと17.6%、29.4%、520kg以上だと40%、40%と、馬体重が重ければ重いほど成績が良くなる傾向が出ています。洋芝オーバーシードの阪神開幕ということで、パワーがある馬が有利な様子。

3.先行力を要チェック

 逃げ馬が過去10年で4勝を挙げており、また逃げ・先行馬が連対馬のうち65%を占めます。中心馬は先行力を持っている馬から選ぶのがセオリー。

 ヒルノマゼランはここまで3戦2勝。敗れた一戦も切れ味で劣ったという内容で、能力的に壁に当たったわけではありません。馬体的にはまだ余裕があって中一週でも上積みがありそう。レースセンス充分で重賞でもこのメンバーなら主力に推せます。

 ボールライトニングは京王杯2歳Sが完勝の内容。朝日杯は凡走しましたが、自分のペースで進められれば一変があり得ます。アーバンキッドはジュニアC2着は外枠が響いたという内容。直線が長いコースで前走のうっぷんを晴らしたいところです。

 オデュッセウスはこのレースと相性のいいクロッカスSからの臨戦。ダンツプリウスはレース経験の豊富さが武器で再度の粘り込みも。レオナルドは前残りを追い込んだシンザン記念が好内容。ロワアブソリューは気性的に距離短縮がプラスに働きそうで巻き返しの期待。

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