丹下日出夫の予想

丹下日出夫

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問答無用の決定力!週末の特別レースを完全に制圧します!

11月20日 京都11R マイルCS(G1)

  • 馬単

    1着流しマルチ

    12通り

    1着

    2

    相手

    4

    5

    7

    8

    15

    16

    各300円

  • 3連単

    1着2着流しマルチ

    30通り

    1着

    2

    2着

    15

    相手

    4

    5

    7

    8

    16

    各100円

  • 3連単

    1着2着流しマルチ

    30通り

    1着

    2

    2着

    4

    相手

    5

    7

    8

    15

    16

    各100円

購入:9600円(72通り)

このレースの収支

払戻:0円
収支:-9600円

丹下日出夫の見解

【王道への近道は】タメてタメて直線一気に構えることが、逆にGIへの最短距離だということを、サトノアラジンは前走のスワンSで得心した。4歳春はモンゴル大統領賞を1分44秒7という快記録で駈け、エプソムCでは後にフランスのイスパーン賞を制覇したエイシンヒカリとも叩き合った。本年春の京王杯SCの1分19秒6・上がり32秒4も出色。GI制覇の時計的根拠は築いてきた。しかし、昨年のマイルCSは馬群で揉まれ4着。今春の安田記念もスローが響いたとはいえ4着惜敗。肝心なところで背腰が硬くなり、丁寧な騎乗が却って裏目に出る傾向にあったが、今年の前哨戦スワンSは、11秒3-11秒4-11秒8(3Fは34秒5)というレースラップを33秒6で大外一気。前走のリズムをなぞりさえすれば、無冠の大器を返上、自ずとGIが転がり込んでくる。

 逆転があればネオリアリズム。折り合いがネックだった同馬にとって、札幌記念の逃げという戦法はいわば切り札。だが天皇賞(秋)に出走すれば、同じカードは二度使えない。しかしピッチの速い1600mなら折り合いも楽になる。兄リアルインパクトは安田記念優勝馬、鞍上にムーアを手配し、前走後はマイルCS参戦を早々に宣言。マイラー転向戦略を十二分に練ってきた。

 単穴はロードクエスト。富士Sは断然の人気を裏切るまさかの9着。スタート後の1Fが13秒0で推移する怪しいスローに加え、その日は何故か外を回っては勝負にならないイン有利の特殊な馬場。いろんなものが重なり裏目に出てしまった。ただ、前走惨敗で逆にプレッシャーからは解放される。二走前の京成杯AH・1分33秒0で古馬一線級マイラーとの力関係もだいたい読めた。腹をくくった際の池添は、時に大仕事をやってのけるジョッキーだ。

 手替わりが微妙なぶん惑星にとどめたが、ヤングマンパワーは、どんな流れにも我慢が効き、ゴール前高い首を伸ばすようにして関屋記念・富士Sを連勝。万全の取り口は横綱に近い。見るものを陶然とさせた3歳・皐月賞時の身のこなしは望めないけれど、イスラボニータは春より確実に後肢の送りが深くなっている。鞍上は怖い怖いルメールだ。

 ミッキーアイルはNHKマイルCを優勝したGI馬。高松宮記念・1分6秒8という絶対的スピードがあれば、このメンバーならマイル戦でも逃げ切りだってある。フィエロは昨年2着馬、戸崎もスワンS9着のままでは終われないか。

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