の予想

5月1日 京都11R 天皇賞(春)(G1)

  • 馬単

    1着流しマルチ

    10通り

    1着

    15

    相手

    1

    5

    8

    10

    17

    各400円

  • 3連単

    1着流しマルチ

    60通り

    1着

    15

    相手

    1

    5

    8

    10

    17

    各100円

購入:10000円(70通り)

このレースの収支

払戻:0円
収支:-10000円

の見解

 ◎サウンズオブアースは「ネオユニヴァース×ディキシーランドバンド」という組み合わせ。母の父ディキシーランドバンドはハイペリオンをベースとした重厚な血統構成で、アスコットゴールドC(英G1・芝20f)2連覇のドラムタップスをはじめ多くの活躍馬を送り出した名種牡馬。母の父としても優れ、04年に北米のブルードメアサイアーチャンピオンに輝いている。

 また、母方の奥にはこれも3200mの長丁場では心強い援軍となるリボー系のホイストザフラッグが入る。名ステイヤーのデルタブルース(メルボルンC、菊花賞、ステイヤーズS)は、「サンデー系×ディキシーランドバンド+ホイストザフラッグ」なので本馬と配合構成がきわめてよく似ている。

 レコード決着の2着だった3歳秋の菊花賞(G1)は、2ハロン目以降13秒台のラップが一度もないハイレベルな一戦。そのタフなレースで本馬は34秒4というメンバー中最速の上がりを記録した。この馬の長距離ランナーとしての才能が垣間見えるパフォーマンスだった。成長力のある血統なのでまだまだ伸びる余地があり、実際、昨年暮れの有馬記念(G1)では2着と健闘した。勝負どころで前を行くリアファルが故障により下がってきたため、ポジションを下げざるをえなかったにもかかわらず、勝ち馬ゴールドアクターにクビ差まで迫った。

 前走の日経賞(G2)は、久々のためデビュー以来最も重い馬体重だったことに加え、この馬が苦手とする上がりだけの競馬となったことが敗因。この馬のステイヤーとしての能力とは関係ない部分での敗戦だった。昨年の天皇賞・春(G1)は、枠入りをゴネたゴールドシップのせいでゲートに閉じ込められたまま3分以上待たされる不利が大きく、なおかつ散水によって馬場が重くなり、パンパンの良馬場を得意とするこの馬にとってはつらいコンディションだった。距離延長、綺麗な馬場、実績のある京都競馬場に替わる今回は、この馬のステイヤーとしての才能が十全に発揮される一戦となるだろう。

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