複勝
1点
4
5000円
馬連
15
1500円
流し
7通り
1
5
8
9
10
17
18
各500円
購入:10000円(9通り)
払戻:0円 収支:-10000円
今週は、最強ステイヤー決定戦の天皇賞(春)。近年は、古馬トップクラスは、ドバイや香港へ行くのが主流ですが、それでもゴールドシップの引退を埋め合わせるには十分と言っても良いほどの優秀なステイヤーたちが豪華に集いました。 さて、天皇賞(春)は、どういうレースなのか?京都が高速馬場である以上は、平均的な流れでもレースが動き出すのは2週目の3コーナー。そこである程度前目の位置を確保しないと勝つには厳しいということをゴールドシップの3年連続の挑戦が教えてくれます。ゴールドシップの2013・2014年の挑戦は、3コーナーでポジションを押し上げきれずに敗れましたが、2015年の挑戦は近年の淀の長丁場を熟知した横山典騎手がゴールドシップを大外に持ち出し、3コーナーでは3番手まで上り、“ペース緩めたらいつでもハナに行けるよ”と言わんばかりの騎乗での勝利でした。 2012年にあのオルフェーヴルも11着に敗れているように、4コーナーから動いたのでは容易には止まらない前を捕らえることは厳しいのです。つまり、3コーナーである程度の前目の位置を取ることが、天皇賞(春)で要求される能力です。 よって、◎は、昨年の有馬記念ではスローペースの流れのなかを出走馬最速の上がりタイムをマークして6着に入線したトーセンレーヴを推します。同馬は古馬になってから基本はマイル路線を使われていたために昨年の有馬記念では久々の中長距離戦と言う状況で、不利な臨戦過程と言える状態でした。しかし、中団より後方で競馬をした馬のなかでは最先着という好結果を出しました。前走は道悪の京都記念を使われて大敗しましたが、あのようなタフな馬場のレースはスタミナ面を大きく鍛え上げます。 確かに芝3000m級のレースは今回が初めてで、前走から一気に距離が長くなるのはけっして好ましくはありません。しかし、序盤で二の脚がつかずに忙しい競馬になる芝1600m戦よりは、中距離以上が明らかに向くタイプ。3歳時の青葉賞では3着の実績もあります。今年は例年よりも内々有利ではありませんが、それでも絶好と言える4番枠を引き当て、前走のタフな馬場の経験が生きれば、ここでも通用してもおかしくないでしょう。この距離ならばある程度、前のポジションを狙って行けます。前売りの段階で14番人気と驚くほど人気がないのでこの馬を狙ってみます。 ○は、2014年の菊花賞2着馬サウンズオブアース。同馬はここへ来て先行力が増し、昨年の有馬記念では先行策で2着。ステイヤー適性もあって、先行力もあるとなれば人気どころではもっとも信頼のおける馬でしょう。休養明けをひと叩きされてさらなる前進に期待します。 ▲は、昨夏の500万下から4連勝の勢いで12月のステイヤーズSを制したアルバート。ステイヤーズSで3着に降した相手が、今年のダイヤモンドSを制したトゥインクルであり、今回人気のシュヴァルグランも500万下V時に2着に降した相手です。同馬は前に行ける脚はありませんが、トップスピードを持続させることができるThe・ステイヤーなので、トゥインクルの捲りに合わせて動いていく形で面白いでしょう。前走の日経賞の敗因を距離と捉えるならば、ここで巻き返して不思議ない馬です。
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