丹下日出夫の予想

丹下日出夫

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問答無用の決定力!週末の特別レースを完全に制圧します!

1月10日 京都11R シンザン記念(G3)

  • 馬単

    1着流しマルチ

    12通り

    1着

    9

    相手

    2

    5

    6

    7

    10

    18

    各300円

  • 3連単

    1着2着流しマルチ

    30通り

    1着

    9

    2着

    2

    相手

    5

    6

    7

    10

    18

    各100円

  • 3連単

    1着2着流しマルチ

    30通り

    1着

    9

    2着

    7

    相手

    2

    5

    6

    10

    18

    各100円

購入:9600円(72通り)

このレースの収支

払戻:0円
収支:-9600円

丹下日出夫の見解

【ディープ牝馬のNo.1】ラルクは、本年のディープインパクト牝馬の中でも際立った好馬体の持ち主。血色のいい明るい鹿毛、見事な逆正三角形を描いたトモの形状といい、四肢と首差しのバランスも秀逸。体重も初陣が446キロと、桜花賞を意識していいディープ牝馬だ。見た目だけではなく、メイクデビューの記録も出色。ゲート入りを少しゴネたが、好発を決めすかさず先手。エキサイトすることなく前半1000mを1分1秒2のスローに持ち込み、上がり3Fは11秒8-11秒0-11秒4でパンチアウト。後続を引き離しにかかったラスト2F目は、11秒0をマーク。ゴール前は流す余裕で11秒4。気を入れて追えば、10秒台のラップが軽々と最低一つは出ていたように思う。新馬勝ちの後、すかさず武豊がシンザン記念参戦を進言。牡馬相手のGIIIでも、能力で勝ち負けになる。

 輸送と体重維持がカギとなるぶん、対抗としたが、460キロ前後で出てくれば、アストラエンブレムは逆転もある。二走前の新潟マイルを1分34秒8で大楽勝。スローの上がり勝負とはいえ、11秒5-10秒6-11秒3(3Fは33秒4)というレースラップに対し、自身の上がりは32秒6という数値をマーク。サウジアラビアRCは、輸送が影響したか。パドックでも馬体を小さく見せ、この仕上げで仕掛けていくと危ない--スタミナをロスすることなく直線勝負に賭けるしかないという意識も強かったのだろうが、あの造りでも最速の33秒0でゴール前猛追してきた。

 割って入ればジュエラー。半姉のワンカラット(ファルブラヴ)は、フィリーズレビューなど重賞4勝。GIにも幾度か接近した短距離の重賞馬だったが、父にヴィクトワールピサを迎え、牝馬にしては494キロの巨漢。牡馬相手の芝1800mで、11秒9-11秒7-11秒3(3Fは34秒9)というレースラップを0秒9上回る加速ラップで豪快に一気差し。ペースの異なるマイル転向が課題となるが、牝馬クラシック二冠を力でネジ伏せるとすれば同馬だろうか。

 ピースマインドは、スピードはあるがマイラーではない。ただ、前走の2分2秒9は、ペースの違いこそあれ同日の古馬1000万特別を0秒5上回っていた。新馬戦の上がりラップも推定11秒1-11秒1。マイル適性となると疑問も大きいが、重賞級のダイナミックな逃げ馬であることは確かだ。

 ローテーション的に馬体がギリギリかもしれないが、レインボーラインは千両賞でマイルの動き方を手の内に入れた。同レース4着のロジクライは、直線内が詰まって競馬になっていない。僚友ショウナンアヴィドは、併せ馬でロジに先着。いま、馬が唸っている。

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