の予想

1月10日 京都11R シンザン記念(G3)

  • 馬連

    1点

    2

    -

    10

    3000円

  • 馬連

    1点

    2

    -

    3

    2000円

  • 馬連

    流し

    2通り

    2

    相手

    5

    6

    各1500円

  • 馬連

    流し

    4通り

    2

    相手

    11

    12

    14

    18

    各500円

購入:10000円(8通り)

このレースの収支

払戻:0円
収支:-10000円

の見解

 今年のシンザン記念は、「リオンディーズの夢をもう一度」とばかりに、1戦1勝馬のジュエラーやラルクが上位人気に支持されています。しかし、私が競馬を始めてからの長い歴史の中で、1戦1勝馬がシンザン記念を勝ったことがありません。芝1800mの新馬戦を7馬身差で圧勝したマッキーマックス(2003年)でもこのレースで2着でしたし、後の桜花賞馬となるあのマルセリーナ(2011年)でもここは取りこぼしての3着でした。

 つまり、この時期になると3歳馬の完成度が高く、新馬戦でよほどの素質を見せた馬でなければ、勝ち負けするのは厳しいということ。2歳王者決定戦の朝日杯FSでもそういう傾向がありますが、私がリオンディーズを◎としたのは、新馬戦でクラシック通用級の素質を見出したからです(ただし、キャリアの浅い時点でハイレベルの重賞にぶつけると、馬が順当に伸びシロを見せないことが非常に多く、もしかするとリオンディーズも今後スランプに陥るかもしれません)。

 しかし、今回のジュエラーやラルクは、新馬戦のPP指数もそれほど高くなければ、リオンディーズのように強烈な切れを見せたわけでもないので、ここは消すことにしました。逆に、一昨年の2着馬ウインフルブルームや昨年の勝ち馬グァンチャーレなど、2歳クラシックロードでちょっと足りなかった馬が好走することが多いレースなので、この一戦もそういう前提で予想を組み立てます。

 よって、◎には新馬戦で後の野路菊Sの勝ち馬ロスカボスの2着、次走の未勝利戦では後に重賞のサウジアラビアRCを勝利することになるブレイブスマッシュを相手に圧勝したアストラエンブレムを推します。アストラエンブレムは前走のサウジアラビアRCでは3着。2歳クラシックロードの強豪を相手に、ここまで善戦を繰り返してきました。

 特筆すべきはデビューからの3戦すべてで出走メンバー中、最速の上がり3ハロンのタイムをマークしていることです。まだ、全く底を見せていないと言えるでしょう。さらに前記したようにシンザン記念は、2歳クラシックロードでちょっと足りなかった馬が活躍するレースだけに、この馬の戦績はシンザン記念好走馬のパターンにマッチしていると言えます。また、現在の京都芝は内有利の傾向です。折り合いを付ければ、直線で鋭い脚を発揮してくれるでしょう。

 ○は新馬戦では後に朝日杯FSを勝利することになるリオンディーズの2着だったピースマインド。続く中京の未勝利戦では直線で独走の大差で逃げ切り勝ちを決めました。異様な強さでしたね。PP指数も優秀で未勝利戦としては破格の数字でした。前走同様の走りを今回も見せられればシンザン記念で好走しても当然と言えるでしょう。

 ただ、少しだけ不安点を挙げるとするならば、タフな中京の芝2000mを逃げて独走するような馬なので、本質的にスタミナ型の可能性があり、芝1600mに対応しきれるか微妙な可能性があるということ。あとは前走があまりにも強すぎて疲れが残ってしまっているのではないかということです。強いのは当然として、少し不安点が見えるので対抗評価としました。

 ▲は内枠先行馬のレオナルド。現在の京都芝は内枠が有利。内目の枠に入った馬から穴が出現する可能性が高いと言えます。レオナルドは、今回はキャリア3戦目で、前走の未勝利戦の勝ちっぷりは優秀でまだ余裕を感じました。新馬戦でも1番人気に支持されていたようにかなり素質を秘めているのでしょう。ここで化けることに期待します。

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