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最速の月曜公開!全重賞の展望をお届けします

3月12日 中京11R 中日新聞杯(G3)

netkeibaデスクの見解

※月曜段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 春の中京の中距離重賞は、2011年までは中京記念でしたが、同じ条件を引き継いだのがこの中日新聞杯です。ローカルの中距離重賞は、開催の目玉としてたいてい開催後半に行われますが、春の中京のオーラスはGI高松宮記念ですから、中日新聞杯は珍しく開幕週に行われます。
 昨年の勝ち馬ディサイファはその後札幌記念を、一昨年の勝ち馬マーティンボロはその年のサマー2000シリーズを制覇、また2着のラキシスは秋にエリザベス女王杯勝ちと、その後に大きく飛躍しています。近年は各馬の将来性が問われる出世レースになっています。

1.小倉大賞典からの臨戦は不振

 この時期の重賞が中京記念だった頃から過去8回(小倉開催を除く)で前走が小倉大賞典だった馬は勝率2.7%・連対率8.1%。出走頭数が多いわりにはピリッとしない成績です。

2.優秀な決め手が必要

 中京改装以降の過去4回では差し馬が4連勝。逃げ馬は昨年のマイネルミラノの3着が最高と、恵まれにくくなりました。勝った差し馬の4頭中3頭が最速上がりをマーク、残り1頭も上がり2位でした。

3.前走格上戦で負けた馬が狙い目

 中京改装以降の過去4回で前走年明けのGII戦を使われていた馬は勝率11.1%・連対率16.7%。格上レースから降りてきた実績馬の好走が目立つようになっています。

 ショウナンバッハは道悪の京都記念こそ大敗しましたが、それ以前の3走はジャパンCを含めていずれも最速上がりをマークしています。AJCC3着の実績からここでも上位の実績馬と考えられますし、東京・新潟で3勝を挙げているように左回りの長い直線がベスト条件。

 ブライトエンブレムは中山金杯では上がりが速すぎた印象で、力を要する中京の馬場は悪くないはずです。クルーガーはここに来て2連勝、本格化の兆しが窺えます。初の左回りをクリアーすれば、重賞でも。

 ここに来て再上昇の古豪ヒストリカル、ローカル重賞連覇を狙うアルバートドック、左回りの芝2000mはベストのケツァルテナンゴ、斤量は背負うものの実績上位のサトノノブレス、中山牝馬Sと兼登録もハンデ戦なら牡馬相手でも侮れないバウンスシャッセまで。

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