問答無用の決定力!週末の特別レースを完全に制圧します!
馬単
1着流しマルチ
4通り
11
3
16
各300円
3連単
1着2着流しマルチ
6通り
各100円
購入:2400円(16通り)
払戻:0円 収支:-2400円
【桁違いのカラット数】数多のクラシック候補、たくさんのディープインパクト産駒の良血馬を見てきたが、サトノダイヤモンドのスケールと才能のカラット数は、ちょっと桁が違う。新馬戦は少頭数ながらも出入りの激しい競馬でプレッシャーの掛け合い。外から被せられる厳しいシーンも見受けられたが、重馬場という条件下で11秒7―11秒7―11秒5というレースラップを悠々の2馬身半差。二戦目の阪神も稍重だけに時計とラップで能力の在り処をキチンと証明し切れないけれど、11秒8―11秒5―11秒3(3Fは34秒6)というレースラップを、33秒9の加速ラップで大楽勝。 ただ、新馬・500万は緩めの馬場だけに全体時計は平凡。どこかで能力の在り処としての、時計およびラップの証明が求められたが、きさらぎ賞はスタート後の2Fを10秒8で進発。1000m通過・59秒8という平均ラップを中団前で折り合い、11秒7―11秒9―11秒3(3Fは34秒9)というレースラップを軽々と0秒7上回る34秒2の末脚を駆使し楽勝。ゴール前1Fの数値は推定11秒0。追えばどこまでも伸びていく滑らかな加速力も出色、加えて1分46秒9という走破タイムもきさらぎ賞のレースレコードだった。母はアルゼンチンの2000mGIを3勝。南米の異質でタフな血脈との配合が、ダービーはもちろん凱旋門賞さえ意識させる、ディープ産駒のスケールアップにつながっている。 しかし、ディープの敵はディープ。2000mの皐月賞に限ってはマカヒキの切れに屈する可能性もありえる。ひも解けば、新馬戦は11秒6―11秒1―11秒2(3Fは33秒9)というレースラップを、自身33秒5で悠々差し切り勝ち。続く若駒Sは、11秒4―11秒0―11秒1(3Fは33秒5)というレースラップを、後続の追い出しを待ちながら、残り1Fだけで一気につき離す楽勝。平坦の京都とはいえ、自身の上がりは32秒6。むろんその中には、10秒台のラップが二連続内包されていた。 弥生賞はテンの2F目に10秒5―1000m通過・59秒5という、本番の皐月賞と酷似したミドルラップを踏み、上がり3Fのレースラップは12秒5―11秒3―11秒3(3Fは35秒1)、対するマカヒキの上がりは33秒6。1分59秒9は、弥生賞のレースレコード。本場と同じ中山2000mを推定10秒台という瞬発力は、きさらぎ賞より数字的には確か。切れるが重心は低く地に着いたフットワーク、重馬場もきっと大丈夫。 そのマカヒキの格好の目標となったぶん、2着に惜敗したリオンディーズだが、前回はマイル戦のあとの2000m。サラブレッドは経験の生き物だけに、マイルの流れで走ってしまった。しかし、新馬は2000m。11秒8―11秒1―11秒0(3Fは33秒9)というレースラップを、直線だけで一気差し。2F推定10秒台の新馬戦の加速力と走法は、母シーザリオか兄のエピファネイアか。どちらであってもたぶん正解。 朝日杯FSは、能力を頼み、シンプルに後方一気の直線勝負に徹したのも幸いしたが、11秒9―10秒8―11秒7(3Fは34秒4)という、具体的に目に見える10秒台のラップを、上がり33秒3で豪快に一閃。目に見える10秒台のラップをマークしたのは、3強のうち一頭だけだ。弥生賞は2着に敗れたが、桜花賞を勝ったジュエラーのトライアルがそうだったように、今度は追われる立場から追う立場へ。デムーロには、ここ一番で位置取りや戦法を大胆に切り替える度胸がある。 今年の3強のステップレースは、あまりに強烈。日曜日は雨予報とも言われているが、よほどの道悪にならない限り他とは力が違いすぎる。馬券は馬連・馬単は三頭のボックス。ピタリ3頭で仕留める皐月賞だ。
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巷間で言われているように、今年は史上空前のハイレベルであり、しかも“3強”は甲乙つけ難い。その3強のうち2頭が顔を合わ…