最速の月曜公開!全重賞の展望をお届けします
※月曜段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。 安田記念を決勝とするならば、マイラーズCと京王杯スプリングCが準決勝で、ダービー卿チャレンジTはいわば準々決勝に当たる位置づけ。本番はもう少し先というイメージですが、ダイワメジャーやショウワモダン、モーリスのように、ここからGI戦線に羽ばたいていった馬も少なくありません。近年重要性が増しているレースです。 1.先行有利 マイル戦は原則的に差し馬有利の条件ですが、中山では事情が異なります。過去10年のうち中山で行われた9回では4角4番手以内の馬が4勝して2着5回。カレンブラックヒルは4番人気、トウケイヘイローは5番人気、ショウワモダンは7番人気でこのレースを先行勝利しました。 2.休み明けは苦戦 過去10年で2か月半以上の休み明けでこのレースに臨んだ馬は[0-0-0-29]。マイルCSや阪神Cなど格上レースからの臨戦馬も含めて、馬券圏内に入った馬はいません。順調に使われている馬が主力になります。 3.勝つのは4歳馬か5歳馬 過去10年で4歳馬が3勝、5歳馬が6勝。2着もこの2世代で8回と、高齢馬はなかなか勝ち負けになっていません。6歳以上の馬は馬単、三連単の2、3着付けにするのが賢明です。 キャンベルジュニアは昨冬の復帰後3戦2勝でオープン入り。南半球生まれで遅生まれの素質馬がいよいよ軌道に乗ってきました。前走は準オープンを3馬身半差で好時計の圧勝。早めに動ける脚があるので中山マイルも苦になりません。ハンデ戦なら重賞実績馬が相手でも好勝負になりそうです。 サトノアラジンはまだ重賞未勝利ですが、2度の重賞2着のときの敗れた相手がエイシンヒカリとダノンプラチナですから、相手が悪かっただけの話。ハンデGIIIでは格上に近い存在です。ただし忙しい小回りコースでは戦力低下はやむを得ないところでしょう。ロゴタイプは中山記念こそ完敗しましたが、古馬になってからの芝のGIIIでは2着と3着で馬券圏内を外していません。相手関係が楽になって再度の中山なら巻き返しは必至。 ダッシングブレイズは前走落馬で競走を中止しましたが、そこまでの脚色から推測すればスムーズなら勝ち負けになっていたはずです。重賞でも力量的には見劣りはせず、初経験となる小回りコースでどれだけ早めに動けるかがポイント。ダイワリベラルは6勝中4勝を中山で挙げているコース巧者で、中山替わりで前進に期待。 テイエムタイホーは安定した先行力の持ち主で、中山マイルはベスト条件という可能性も小さくありません。マジックタイムは堅実な末脚の持ち主で、5歳を迎えて身体的な弱さが解消されて充実一途です。小回りをこなせれば牡馬相手でも。
キャンベルジュニアは南半球産の遅生まれだが、そのぶん古馬になってのパワーアップが著しく、デビュー当初はまだ緩さがあって…
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上昇度という点から重視したいのが1キャンベルジュニアだ。器用な脚があり速いタイムは歓迎。器用な脚があり好枠を利して先行策…
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