丹下日出夫の予想

丹下日出夫

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問答無用の決定力!週末の特別レースを完全に制圧します!

1月24日 中山11R AJCC(G2)

  • 馬単

    1着流しマルチ

    12通り

    1着

    6

    相手

    1

    3

    7

    9

    11

    13

    各300円

  • 3連単

    1着2着流しマルチ

    30通り

    1着

    6

    2着

    9

    相手

    1

    3

    7

    11

    13

    各100円

  • 3連単

    1着2着流しマルチ

    30通り

    1着

    6

    2着

    3

    相手

    1

    7

    9

    11

    13

    各100円

購入:9600円(72通り)

このレースの収支

払戻:0円
収支:-9600円

丹下日出夫の見解

【ダービーは2分23秒5】菊花賞から2か月半。サトノラーゼンが心身ともにパワーアップを果たした。ダービー2着に至る過程は、京都新聞杯を2分11秒3で勝った、勢いみたいなものも大きかったか。ただ、ひと夏越えたセントライト記念は、直線馬群に包まれた影響も確かにあったが7着止まり。菊花賞も坂の下りの3コーナーから一気にレースが動き、11秒9―11秒6―12秒2―11秒6という、難しい競馬になり、勝負どころで強引に動いたぶん、自身にロスが撥ね返ってきたが、春と比べてどこか動き出しがギコちなかったことも確か。ダービー銀メダルの勲章ゆえの見切り発車というか。完成途上は承知で菊にも挑んだものの、5着敗退でスッキリと休養に入れたのはよかった。そのカイあってか。小柄ながらもつくべきところに筋肉がつき、追い切りの加速も菊前よりは格段にスムーズ。

 元々AJCCというGIIは、明け4歳の伸びしろを問うのか。それともGIを戦い抜いた7歳などのベテランの「ご苦労さん」か。狙いは二つに分かれるが、ダービー2着馬の参戦とあれば、今年は前者。レースレコードで決着したダービーの、2分23秒5という時計はもちろん。56キロを背負い2分11秒3で駈けた京都新聞杯で、時計レベルも悠々、古馬相手のGIIくらいはクリアできている。

 逆転があればライズトゥフェイム。中山金杯は、スローの上がり勝負。終い勝負に徹したぶん、0秒4差の4着と詰め切れなかったが、ラスト4Fのレースラップは12秒3―11秒8―11秒1―11秒4。11秒台が3連続する(3Fは34秒3)、完全な前残り競馬となったが、中距離2000戦で中山の急坂を、上がり32秒6という数字は、いくらスローでもまずお目にかかったことがない。内回りの2000mよりは、外回りの2200mのほうが当然爆発力が生きる。前回である程度の感触を得た石川も、今度は気迫も意気込みも違うハズだ。

 割って入ればディサイファ。GIIの札幌記念を1分59秒0で力でねじ伏せ、毎日王冠が1分45秒8の2着。GI・天皇賞は道中不利、金鯱賞も消化不良の2着に終わったものの、GIIではもはや格上。明けて7歳となるが、稽古時計を見る限り、フレッシュ感は残っているし、武豊にも新味がある。ただ、あまりにスムーズに運ぶと、案外味がなかったりして(笑)。冬よりも夏がいいのも確か、意外な落とし穴があるかもしれないけれど…。

 なんて、中山金杯2着のマイネルフロストは、一昨年のダービー3着馬。ライズトゥフェイムの項でも述べたが、中山金杯の11秒台の3連続ラップは、GIIのAJCCでも粘り込み十分といっている。

 競馬は必ずしも数字通りとはいかないが、スーパームーンのディセンバーS・1分59秒1は、中山金杯より速かった。坂上もうひと脚使え、パワーアップも感じる。中山適性が微妙だが、ショウナンバッハは二走前の東京で上がり33秒3。俗にいう「無駄足」ながら、JCの33秒7も最速だった。ヤマニンボワラクテも、前走4連続で11秒台をマークし、勢い急。

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