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最速の月曜公開!全重賞の展望をお届けします

11月19日 東京11R 東スポ杯2歳S(G3)

netkeibaデスクの見解

※月曜段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 最近の勝ち馬が、スマートオーディン、サトノクラウン、イスラボニータ、コディーノ、ディープブリランテ、サダムパテック、ローズキングダム、ナカヤマフェスタ。のちのGI戦線での活躍馬を毎年のように輩出しており、2歳戦で最大の出世レースのひとつです。

1.なにはともあれ前走1着

 過去10年のこのレースで前走1着だった馬は、勝ち馬10頭中9頭、連対馬20頭中17頭という好成績を収めています。一方「前走重賞やオープン特別で2-5着だった」=「敗れはしたが好走した」という馬の成績は[1-2-2-23]と、人気になるわりにはもうひとつの成績。

2.キャリアは不問

 過去10年で「前走が新馬戦だった」馬は[6-0-2-24]で、勝率18.8%。勝ち馬を一番多く出しているのはこのカテゴリーになります。ハイレベルな一戦ではありますが、新馬からの飛び級が前走オープン・重賞組と互角以上の戦いができるレース。

3.先行力か高速上がりが必要

 スピードがある馬は前週までの京王杯やデイリー杯に回るため、東京スポーツ杯にはスピード馬が不在になって、ほとんどの場合スローペースになります。良馬場で行われた過去9回のうち、レースの上がり3Fが35秒を切ったことが7回。当然、先行力のある馬、あるいは、33秒台の末脚を使える馬が有利です。

 ブレスジャーニーはサウジアラビアロイヤルCの勝ち馬。これまで東京ばかり3戦使われて、そのすべてでメンバー中最速上がりをマークしています。良馬場ならば33秒台の末脚は確実に計算できる馬です。母系はダイナカールに繋がる名門で、相手強化、距離延長でも。

 ムーヴザワールドはハイレベルな新馬戦を力でねじ伏せるようなレースで逆転勝ち。全姉にタッチングスピーチを持つクラシック候補です。エンジンの掛かりの遅さがネックですが、素質の高さで突破できるか。トラストは札幌2歳Sの勝ち馬で、今走からはJRA所属になります。気性の難しさは残るものの、自分の競馬ができれば長い直線の東京コースでも脅威。

 スワーヴリチャードは口向きの難しさがあり、初の左回りコースがカギに。以下、広いコース替わりはむしろ向きそうなキングズラッシュ、末脚の破壊力は侮れないオーバースペック、ダートでの新馬勝ちながらムーア騎手起用で侮れないエルデュクラージュ。

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