最速の月曜公開!全重賞の展望をお届けします
※月曜段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。 暮れのダートGIへの前哨戦。中距離のトップクラスはJBCやみやこSに向かうことが通例ですが、「直線が長い左回り」ということではチャンピオンズCが行われる中京競馬場と同一。昨年ここをステップにしたノンコノユメが本番でも2着したように、今後重要性を増していくことが予想されます。 1.3歳スター候補の登竜門 過去10年で3歳馬の成績が[4-1-3-18]。3歳馬が主力となるレースです。スタミナよりもスピードが要求される条件なので、中距離よりも3歳馬が通用しやすくなっています。前出のノンコノユメをはじめ、ワンダーアキュート、サンライズバッカス、さらにはクロフネなど、のちのGI級が3歳時にこのレースを勝って、王座奪取の足掛かりとしています。 2.休み明けは苦戦 3ヶ月以上の休み明けでこのレースを制したのは2010年のグロリアスノアと、昨年のノンコノユメの2頭だけで、2着も2頭に留まります。休み明けの実力馬はこのあとのGIをにらんだ仕上げで臨むことがほとんどなので、一枚割り引いて考えるのが妥当でしょう。 3.距離延長組が互角以上 一昨年の勝ち馬ワイドバッハはそれ以前は9戦続けて1400m戦ばかり使われていましたし、昨年の2着馬タガノトネールも1400m以下での実績が多かった馬。ダートの短距離重賞は1400mが主戦場であり、当然レベルの高いレースも多数行われますから、1400m実績馬を距離で低く見る必要はありません。 モーニンは今年のフェブラリーSの勝ち馬。秋初戦の日本テレビ盃を2着に敗れたことで賞金加算に失敗、JBCクラシックを除外されてここに回ってきました。その前走でアタマ差惜敗した相手が、今をときめくアウォーディー。直近のJRAGI勝ち馬が、休み明け仕様ではなくGIでも戦えるような仕上げで出走するのですから、59kgを背負うといっても生半可な馬では太刀打ちできません。相手探しに専念すべき一戦。 ノボバカラは前走の東京盃では休み明けの影響もあって凡走しましたが、メンバーが揃っていたプロキオンSを完勝した実績はこのメンバーでも上位です。1600mも守備範囲で、ムーア騎手起用で巻き返しは必至。ゴールドドリームはユニコーンSの勝ち馬。ヒヤシンスSも勝っているように、この条件は得意です。ただし、脚元に弱さがある馬で、調教だけでは仕上げにくい面があります。古馬との力関係も未知数で、全面的な信頼までは置けません。 キングズガードは差し脚堅実。大柄ではない馬で、前走は58kgが響いた印象の2着で、56kgならば重賞でも。以下、3連勝の上がり馬ソルティコメント、前哨戦を完勝と力をつけているカフジテイク、夏を越してぐんぐん充実している3歳馬ロンドンタウン。
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フェブラリーSの覇者9モーニンを推す。東京4勝の抜群の実績から59キロでも差し切りは可能だ。次位は8ゴールドドリームで東…
昨年こそ重賞で実績のある馬同士の決着であったが、過去10年の連対馬のうち、重賞で連対実績のあった馬は半数程度しかいない…