問答無用の決定力!週末の特別レースを完全に制圧します!
馬単
1着流しマルチ
12通り
8
1
3
9
12
14
15
各300円
3連単
1着2着流しマルチ
30通り
各100円
購入:9600円(72通り)
払戻:11100円 収支:+1500円
【勝利のカウントダウン】モーリスは、現マイルシーンはもちろん、日本競馬界史上屈指の強豪マイラー。引退前まで予定は天皇賞(秋)と香港マイル(または香港カップ)のあと二戦。日本での最終章は、東京2000m・天皇賞(秋)で完結する。2016年のGI勝ちはチャンピオンズマイルひとつ。安田記念はスローに泣き、札幌記念は道悪適性により優れた堀厩舎の僚友ネオリアリズムに遅れをとったものの、10Fの札幌記念をステップレースに選んだ意味は、秋は2000mの天皇賞で勝ち負けに持っていくという志の表明でもある。 ひも解けば、ダービー卿CTでは中山の急坂を33秒0という破格の加速力で一気差し。ムーアとのコンビでマイルCS・香港マイルを完勝。ムーアをして「世界最強マイラー」という言葉もポロリと漏れた、昨年の年度代表馬。左回りの東京は安田記念の戦績が示す通りフットワークがギコちないことは確か。距離2000mもギリギリ。しかし、慎重で知られ、5F追いを軸とする堀師が、一週前の20日の調教では、6F・83秒0―68秒2―37秒8―12秒7という、モーリス自身経験したことのない、後先なしのハードワークを課してきた。枠は8番、良馬場の追い比べなら、終わってみればムーア……諸々の案件をすべて払拭できる可能性に賭けたい。 対抗はラブリーデイ。昨年の天皇賞(秋)制覇をピークに、それ以降は連絡みから遠ざかっているものの、馬体を造りなおし、京都大賞典が3着。上がり4Fのレースラップは11秒9―11秒1―11秒1―11秒5(3Fは33秒7)というレースラップを、闘志を前面に押し出し、一旦キタサンブラックに並びかけるシーンを演出した。今更だが、1800-2000mで5勝を挙げているように、前回は距離も長かった。馬体の張り、艶も前年に似てきた。 単穴はエイシンヒカリ。イスパーン賞圧勝の価値や世界の中でのレーティングは、海外通ではないので(笑)、正直ピンとこない。しかし、東京はエプソムCが1分45秒4・毎日王冠が1分45秒6。一昨年のアイルランドT・1分58秒3(外に大きくヨレながら)は、堂々たる秋の天皇賞馬の下地になりうる。着外3回は、自分でリズムを崩して沈没。一週前追い切りでは、道中引っかけられて武豊も苦笑い。依然として、危うさも同居した脆いタイプではあるが、枠は1番、戦法は逃げとシンプル。 ルージュバックも、東京は〔3101〕。毎日王冠は1000m通過が1分0秒3の緩ペース。上がりに比重が高くなるのは当然とはいえ、ラスト4F・11秒8―11秒4―11秒5―11秒6(3Fは34秒5)というレースラップを1秒1も上回る33秒4で外一気。牝馬による毎日王冠制覇は歴史的ともいえるが、数字的にも東京9Fの特別なスペシャリストであることを証明している。ただ、56キロを背負って、中二週。牡馬混合のGIは、数字通りかなり荷が重い。 毎日王冠で上がり33秒6でクビ差2着のアンビシャスも、気性云々やイレ込みの度合いはともかく、中山記念の1分45秒9と上がり33秒6、大阪杯の上がり33秒4で天皇賞圏内に限りなく近づいているが、58キロの斤量で勝ったことがない点が、最後は気がかり。 となるとステファノス。毎日王冠は直線行き場を失い、競馬になったのは正味1Fだったが、今年もきっとエイシンヒカリがミドルラップで飛ばす。前年2着同様、レース内容一変の追い込みを期待していい。 リアルスティールは、一週前の追い切りを見ると、毎日王冠をスキップしたのは正解。ただ、GIを勝つためには、やっぱり作法みたいなものを踏んでほしかったかなぁ…。
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