問答無用の決定力!週末の特別レースを完全に制圧します!
馬単
1着流しマルチ
12通り
3
1
8
10
12
13
14
各300円
3連単
1着2着流しマルチ
30通り
各100円
購入:9600円(72通り)
払戻:8860円 収支:-740円
【上がりはどんな時でも最速】本年の牡馬クラシック戦線は秋口以降、空前のHレべルで展開。そのレベルの高さを凝縮したのが一冠目の皐月賞――古馬を含めた中山2000mのレコードに、0秒1差の1分57秒9という記録に、3歳牡馬の強靭さが集約されている。しかし一冠目の皐月賞は若干の見込み違い、見誤りの多いレースでもあった。一番にもったいないレースをしてしまったのが2着のマカヒキだったか。前半1000mは向かい風の中58秒4。6F目にもう一度11秒5というHラップが現れる激流とあれば後方三番手でも位置取りはよし。最大の目標であるサトノダイヤモンドを常に視界に置き、直線入り口では外を回されたものの脚色には手応え。坂上でサトノ以下をのみこむことができる――そこまではよかったが、前を行くディーマジェスティにも脚が残っていたのは誤算。先着を許した勝ち馬との距離感と脚色だけはつかめたものの、レース構築や勝利の図式のトレースが明確ではなかったか。 しかし、新馬戦は11秒6―11秒1―11秒2(3Fは33秒9)というレースラップを、自身33秒5で悠々差し切り勝ち。続く若駒Sは、11秒4―11秒0―11秒1(3Fは33秒5)というレースラップを、後続の追い出しを待ちながら、残り1Fだけで一気につき離す楽勝。平坦の京都とはいえ、自身の上がりは32秒6。むろんその中には、10秒台のラップが確実に二連続ほど内包されていた。弥生賞も1分59秒9のレースレコード、上がりは33秒6。デビュー以来ペースを問わずどんなコースでも最速の上がりをマーク。どんなコースにも丁寧に対応してきた。前走後の調教メニューも、2400mを見据え一段強化、中間は7F追いを2本そろえてきた。身のこなし、性格、レースに対する意欲は、少なくとも皐月賞のパドックでは群を抜いていた。直線どこに持ちだすか。追い出しのタイミングさえ間違えなければ、33秒9という皐月賞の最速の末脚の先にダービーのゴールが見える。 対抗はサトノダイヤモンド。皐月賞は、前記マカヒキやリオンディーズと見比べると、パドックも返し馬のフットワークも明らかに重く緩く映った。この造りでもそれなりの勝負はできると、本命を打ったワタシも思っていたが、しかし今年の皐月のレベルは、八分程度の造りで勝ち負けできるほど甘くはなかった。1番人気を背負っていたこともあるのだろう。乱ペースの中、正攻法の競馬を試みざるを得なかったのも痛かった。あとひとつ。きさらぎ賞を1分46秒9のレースレコードで勝ってはいるが、同レースを含む3勝の中に、確たる10秒台のラップが見えない(推定とすればあるが)。最後の最後、皐月賞で切れ負けしたのは、体調云々ではなく瞬発力という、絶対的な能力差にあったのかもしれない。しかし、最大目標のダービーに合わせ、前走後こちらも6Fから7F追いへと攻め馬を強化。ギリギリに磨きこんできたことで、少なくとも皐月よりはバテない。正直ダービーのパドックや返し馬で、皐月賞以上の確信がなければ、皐月1・2着馬との差を埋めきれない可能性もあるが、それを念じるのもダービー。皐月賞前は何かしら煮え切らない感じだったルメールも、ダービーの最終追い切り後は明るさと自信を取り戻している。 リオンディーズのデムーロにとっても、皐月賞は、勝ち気に逸り風や馬場を読み違え、向かい風の中1000m通過は58秒4、そして6Fめに11秒5でもうひと押ししたことが余計だった。ただ、あの乱ペースでも馬自体はエキサイトしているワケではない。朝日杯FSでは追い込みを試行、弥生賞と皐月賞はハードな先行策を敢行したことで、いろんなラップの経験も積んだ。ふと見れば好位のポケットでまんまと折り合い、馬群を割ってズバリ。皐月賞5着(4着降着)からの反転攻勢は十分ありうる。 皐月賞馬ディーマジェスティも、もちろんリスペクト。同馬にすれば、最大目標はダービーと思っていただけに、皐月制覇は逆に嬉しい誤算?上がり34秒0もメンバー中第二位と、ダービーに繋がる脚色だった。考えてみれば一走前の共同通信杯は、稍重という条件下、1000m通過は1分0秒0のミドル。ラスト4F目から11秒8―11秒5―11秒8で動き出し、逆に最後の1Fは12秒3というタフな流れ。今思い返すと、時計やラップも味わい深く、皐月賞制覇の根拠にもなり得る。人気を背負う立場にかわるが、それで硬くなるほど蛯名はヤワではないが、ただ唯一の不安は、皐月賞の「走りすぎ」。競馬週刊誌の立ち姿を見ると、どこか楽をさせ造りが重い。レコ勝ちには何らかの反動もあることも、ワタシたちは知っている。 皐月賞上位馬をまとめて負かすとしたら毎日杯・京都新聞杯で10秒台の極上の切れを体感したスマートオーディン。東京スポーツ杯の上がり32秒9をはじめ、毎日杯の上がりは32秒7。2200mの京都新聞杯も、11秒8―10秒8―11秒9(3Fは34秒5)というレースラップを軽々と上回る、33秒8で一閃。東京2400mには坂がある。京都の2200mとは同じタイミングで切れるかどうかは微妙だが、タメてタメて、ラスト1Fの切れ味にかければ勝機も見いだせるか。 皐月賞の1分57秒9を超えるまではどうかだが、本年の青葉賞、ヴァンキッシュランの走破タイムは、あのペルーサを上回る2分24秒2で決着。6F通過以降、最後の1Fまで11秒台のタフなミドルラップが続き、レースの上がりが35秒8に対して、自身のソレは34秒5。推定11秒台のラップを7F連続という、驚異のスタミナを示している。前走の青葉賞だけではなく、二走前のアザレア賞も11秒台を5連発。降着にはなったが、三走前の東京2400mのラスト3Fのレースラップは11秒3―11秒1―11秒2(3Fは33秒6)、対する自身のソレは、推定10秒台を2連続内包する33秒2。血統はディープインパクト×ガリレオ、母は仏GI・オペラ賞勝ち。そして所属は角居厩舎。ダービーまでの調教過程にも、自然な形でもうひと味が降りかけられている。 青葉2着のレッドエルディストは、見るからに若さ丸出し。大寒桜賞の中身は価値があったし、前走2着はフロックではないが、1・2頭なら大物食いは可能だろうが、4・5頭まとめて負かすまではどうか。
皐月賞につづいてサトノダイヤモンドでいきたい気持ちはあるのだが、ヘイローの塊のようなこの配合に東京2400で◎を打つと…
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皐月賞は、大外からサトノダイヤモンド、リオンディーズ、マカヒキの3強を穿って、ディーマジェスティが勝利しました。皐月賞…
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◎サトノダイヤモンドは「ディープインパクト×オーペン」という組み合わせ。母マルペンサは南米アルゼンチンで芝・ダートを問…
【伏兵注意】混戦だが、差し脚鋭く上昇著しいスマートオーディンを主軸に指名。マカヒキも決め手上位でコース替わりがプラスにな…
※月曜段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。 ダービーの1着賞金は20…
【小波乱】ディーマジェスティは態勢万全。左回りでリオンディーズはさらによさが出る。サトノダイヤモンドは加速してからがいい…
昨年のドゥラメンテと同じ前走指数116を持つ2頭に注目。うち一頭◎マカヒキは平均値100で過去全レースで最速上り。まさに…
皐月賞3着の8サトノダイヤモンドが主役を演じる。スタミナは豊富で叩いた効果は大きい。長くいい脚が使えるなら巻き返しは十分…
重賞ウィナーが12頭を数える今年のダービーだが、やはり同様に“空前のハイレベル”と言われた皐月賞組の中にダービー馬がい…