丹下日出夫の予想

丹下日出夫

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問答無用の決定力!週末の特別レースを完全に制圧します!

5月22日 東京11R オークス(G1)

  • 馬単

    1着流しマルチ

    12通り

    1着

    13

    相手

    3

    4

    11

    12

    14

    17

    各300円

  • 3連単

    1着2着流しマルチ

    30通り

    1着

    13

    2着

    3

    相手

    4

    11

    12

    14

    17

    各100円

  • 3連単

    1着2着流しマルチ

    30通り

    1着

    13

    2着

    17

    相手

    3

    4

    11

    12

    14

    各100円

購入:9600円(72通り)

結果

【馬単】
300円 × 6.5倍 = 1950円
【3連単】
100円 × 57.9倍 = 5790円

このレースの収支

払戻:7740円
収支:-1860円

丹下日出夫の見解

【射止める】フローラSを1分59秒7という、歴代屈指のレースレコードで突き抜けたチェッキーノの勢いが、オークスをのみ込む。牝馬クラシックは、まずマイルの桜花賞ありき。1800-2000mの条件戦もいくつかあるが、2400mという距離設定はほぼみんな未経験。従って12Fのオークスはスローもしくは平均ペースで流れ、ラスト3Fの上がり勝負となることが多く、桜花賞の勢力図がそのままオークスへとなだれこむ傾向が強い。しかし本年のフローラSの勝者は別格、そして道中のレース構築も精密。前半1000mは59秒7と縦列のミドルで展開。そのミドルペースを踏まえ、ラスト4Fから11秒9―11秒4と一気にペースアップ。マイル通過は1分35秒0―1800m通過は1分47秒4まで数値が上がり、さすがに残り2F標識から12秒4―12秒3にダウン(レースの上がりは36秒1)。しかしただ一頭、馬場のど真ん中からチェッキーノ――自身の上がりは34秒6でゴボウ抜き。レースラップから推定すると、11秒台の上がりを4連続マーク。むろん、上がりは最速、最後は手綱を抑え気味に、後続に3馬身をつけゴールに飛び込んでいる。フローラSの過去十年の最速タイムは二年前のサングレアルの2分0秒0だったが、414キロという小柄な馬体ゆえ、その一戦で燃焼してしまった。しかし過去十年で2番目の2分0秒2で駈けたサンテミリオンは、アパパネとオークス同着を分け合っている。2分0秒8で走ったベッラレイアも、オークス2着に踏ん張った。東京2000mを最速の上がりで1分59秒7で駈けたとあれば、2400mだってドンと来い。ちなみに前走の体重は464キロとデビュー以来最高、まだ余力だってある。

 もちろん桜花賞2着馬シンハライトは強敵。クビの上げ下げで勝ち運がポロリとこぼれ落ちてしまったが、1分33秒4という決着タイムは、過去十年ではアパパネ・ハープスターに0秒1遅れの3番目というHレベル決着だった。3着とは決定的な1馬身4分の3差をつけている。二走前の1分32秒8というチューリップ賞の走破時計もオークス制覇の柱となりうる。

 三番手はオークス一本に絞った、忘れな草賞馬ロッテンマイヤー。キャリア二戦でクイーンCを1分33秒4の3着で粘り込んだものの、桜花賞の出走権が得られず。すかさず忘れな草賞に照準を絞り、馬体を470キロと増量し、上がり3Fは11秒1―10秒9―11秒7で力強くパンチアウト。2F延長にも耐え得る、パワー型のビワハイジ一族だ。

 フロンテアクイーンは、フローラSは重め残りと久々の影響か。道中リキみも多く、末を甘くしてしまったが、型通りに叩き良化。ゴール前二枚腰を使い、2着に食い込んだクイーンCの実績も忘れてはならない。エンジェルフェイスは目下二連勝、黒鹿毛の馬体が光り輝いている。前走のフラワーCの逃げ切りにも余力があったが、二走前の阪神1800mは、1000m通過が59秒1―マイル通過・1分34秒8という、タフなミドルラップを自らが演出して1分47秒0という快時計で勝ちとっている。

 ビッシュは、フローラSはシンガリ一気を決め込んだものの末脚不発。ただし上がりは最速、鞍上はデムーロにかわる。もしかしたら今回は一転の積極策がある。

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