丹下日出夫の予想

丹下日出夫

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問答無用の決定力!週末の特別レースを完全に制圧します!

5月15日 東京11R ヴィクトリアM(G1)

  • 馬単

    1着流しマルチ

    12通り

    1着

    10

    相手

    2

    3

    6

    7

    12

    15

    各300円

  • 3連単

    1着2着流しマルチ

    30通り

    1着

    10

    2着

    15

    相手

    2

    3

    6

    7

    12

    各100円

  • 3連単

    1着2着流しマルチ

    30通り

    1着

    10

    2着

    6

    相手

    2

    3

    7

    12

    15

    各100円

購入:9600円(72通り)

このレースの収支

払戻:0円
収支:-9600円

丹下日出夫の見解

【ミッキー・スマイル】本年のヴィクトリアマイルには4-7歳世代が集い、牝馬クラシックを勝ち取ったGI馬も揃っているが、秋華賞・オークス二冠の時計は4歳世代のミッキークイーンがNo.1。阪神牝馬Sは休養明けで久々のマイル戦。スローペースの後方で馬群を捌くのにひと苦労したが、11秒1―11秒3―11秒8(3Fは34秒2)というレースラップを0秒9上回る最速の上がりで勝ち馬にクビ差接近。2着に敗れはしたがマイルの流れは体感できた。細身の馬だが、この中間はCWで6Fからビッシリ追えた。斤量も1キロ減の55キロ、全世代の頂点に挑む下準備は整った。

 対抗は5歳世代を代表するショウナンパンドラ。秋華賞、牡馬混合のGI・ジャパンCをもぎ取った実績と決め手は、このメンバーでは頭一つ抜けた存在。昨年と同様、大阪杯経由でローテを組んできたが、今年の大阪杯は33秒3の上がりで切れ味を再確認。重馬場が堪え反動がみられた昨年と違って調教メニューも青写真通りに描けている。ただ、実力で外一気もありえるが、マイルは距離不足であることは否定できない。

 ならばマジックタイム。ダービー卿CTは、前半5Fは58秒3のミドル―1400m通過は1分20秒9。直線2Fは11秒5―11秒9(3Fは34秒5)というタフな流れの中、自身の上がりはメンバー中最速の33秒8、走破タイムは1分32秒8。昨年のモーリスの1分32秒2は別格として、過去十年のダービー卿で1分33秒を切ったケースはわずか3回、牝馬は一頭だけ。馬体の摩耗もなくなった今なら、牝馬限定のGIでも好勝負必至。

 クイーンズリングは、GIIのフィリーズレビューを勝ち、京都牝馬Sでは前記マジックを封じ込めた。2000mの秋華賞も内ラチ沿いで脚をためタイトにインを突きクビ差2着という良績を残してきたが、距離に合わせたギリギリの苦しい競馬構成。東京マイルなら、折り合いを気にすることなく伸び伸びとレースが運べる。

 目下二連勝のスマートレイアーは、馬体減やイレ込みで悩むことがなくなった。逃げても差しても、今ならどんな競馬も可能だ。ルージュバックは、この中間の短期放牧で、どのような馬造りを試みたのか。変化が見え辛いが、4歳世代ではミッキーと双璧のポテンシャルを秘めている。

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