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最速の月曜公開!全重賞の展望をお届けします

5月14日 東京11R 京王杯SC(G2)

netkeibaデスクの見解

※月曜段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 安田記念に向けた前哨戦で、今年で61回目という長い歴史を誇ります。一時期は安田記念にはあまり直結しない微妙な立ち位置が定着していましたが、最近はストロングリターン、ヴァンセンヌとここをステップに安田記念で好走する馬も見られるようになって、伝統の重賞が復権しそうな気配があります。

1.高速馬場でスプリンター強し

 マイラーとスプリンターが激突する舞台ですが、まだこの時期は馬場が速いこともあり、スピードに優れたスプリンター寄りの馬が優位に立ちます。とくに前走高松宮記念を使われた馬が過去10年で4勝。要注目のステップです。

2.勢いより格

 別定GII戦で賞金も高く、メンバーはそれなりに揃うのが常です。昨年の勝ち馬サクラゴスペル、一昨年の勝ち馬レッドスパーダは前走の凡走で人気を落としていましたが、すでに重賞制覇の実績を持っていました。別定戦で斤量が有利になる格上馬が有利なレースです。

3.ベテランが侮れない

 前出のレッドスパーダは8歳、サクラゴスペルは7歳での当レース制覇でした。4歳馬は過去10年で2勝を挙げているものの連対率では4.4%と不振。若い馬よりも完成された馬のほうが優位に立っています。

 サトノアラジンは昨年のマイルCS4着馬。重賞は2着が2回で未だ未勝利ですが、敗れた相手がエイシンヒカリとダノンプラチナですから、巡り合わせが悪かっただけ。ハンデ戦でも57kgを背負う馬が格下扱いで56kgで出走できるのは有利です。この距離でも東京なら。

 オメガヴェンデッタは4歳で挑んだ昨年の当レースが小差3着で、力をつけた今なら昨年以上も。エイシンスパルタンは3連勝といまだ底を見せぬスピード馬で、重賞でも楽しみです。

 以下、休み明けも実績上位のロサギガンティア、昨年の勝ち馬サクラゴスペル、4連勝で臨む素質馬アンタラジー、この距離でも差し脚侮れないダッシングブレイズ。

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