馬連
流し
2通り
5
4
8
各3000円
4通り
1
3
13
18
各500円
ワイド
各1000円
購入:10000円(8通り)
払戻:28200円 収支:+18200円
クイーンCで5馬身差の圧勝を決めて、桜花賞で断然の1番人気に支持されたメジャーエンブレムが今回も1番人気で出走してきます。桜花賞でメジャーエンブレムが負けるとすれば、消極騎乗で直線の内で包まれ、レースが決め手比べになることしか考えられないと思っていたところ、そのピンポイントを突くかのように、そういう競馬で4着に凡退しました。 確かに鞍上のルメール騎手は、昨年の菊花賞のリアファルも消極騎乗でキレ負けする形での3着に敗れたので、ハナへ行くのは好まない騎手という認識はありました。ただ、行けるタイミングをスルーして、デビューからこれまでで一番後方の3列目のポケットまで控えるとはさすがに予想できませんでした。 ただ、ルメール騎手自身が同じノーザンFのアッラサルーテがラビット役と認識して、アッラサルーテの直後を狙った…結果アッラサルーテの手応えが悪くてペースが上げられずに進路を失ったようにも思えるので、一概にルメール騎手を責める気にもなりません。だからと言って、今回も試練の内枠を引いてさらに前売り1番人気となると積極的に狙いたいとも思いません。 前走で控える競馬をしたことで行きっぷりが悪くなる可能性もあるし、何よりもこれまで気性面を考慮して、ゆったりローテーションを取ってきたこの馬が初めての中3週での出走というのに怖さを感じてしまいます。テンションが上がらないようにとクイーンCから桜花賞に直行したはずなのに、相手が弱いからと言って飛びついてもう一度やられたら気分が悪いというのが本音です。 また、NHKマイルCは、前走芝1400m組が出走してくるために例年、速い流れになる傾向があります。確かに近5年はそこまでペースが上がってはいませんが、それでもスローペースと言える決着はありません。今年も前走芝1400mで逃げたシゲルノコギリザメや秘策(おそらく逃げる策)があるというシュウジが最内枠、さらに桜花賞の騎乗で散々叩かれたことで引くに引けない状況に追い込まれたメジャーエンブレムが出走しているとなると、ハイペースはあってもスローペースはないと見るべきでしょう。 よって、◎にはデビュー2戦目の新潟2歳Sで、確かな鬼脚で大楽勝したロードクエストを推します。同馬は、その後のレースでひと息ですが、3走前のホープフルSはメンバー最速の上り3Fを駆使しながらも前残りの流れに泣いての2着。次走のスプリングSは4コーナーの大外を回ったぶん、わずかに届かずの3着。そしてデビューから初めて五分のスタートを切った前走皐月賞では、相手が強かったのも否めませんが、速い流れを馬場の悪い内から追い上げたのも8着凡退の一因でしょう。この馬は前半で脚をタメてこそのところがあるので、レースが速い流れになるこの舞台は合うはず。また、今回は内枠を引き当て、新潟2歳S同様にイン強襲のイメージで乗れるのも好ましいです。 ○は、デビュー2戦目のサウジアラビアRCで、直線で進路を失う不利がありながら2着入線したイモータル。その次走の朝日杯フューチュリティSでは休養明けの影響もあって能力を出し切れませんでしたが、前走の共同通信杯では先行したスマートオーディンが6着に失速したように、けっして前が楽な流れではありませんでしたが、スマートオーディンとほぼ同じ位置取りの外から直線早め先頭で、皐月賞馬ディーマジェスティと0.2秒差の2着に粘りました。前走の内容及びPP指数からはかなりの成長力を感じさせますが、あそこまでパフォーマンスを上昇させてしまうと今回で伸びきれない可能性もあるので対抗評価としました。 ▲は、自らレースを作って5馬身差の圧勝を決めた前々走のクイーンCが本当に強かったメジャーエンブレム。この馬がクイーンCでマークしたPP指数は、古馬1600万下でも通用するレベルのもので、あのパフォーマンスが今回で再現できれば、ここも楽勝できるのは間違いないでしょう。ただ、前記した不安があるので、3番手まで評価を落としました。今回もまた内枠を引いたことで毛嫌いされ過ぎのような気もしますが、この馬でもう一度やられるとしばらく気分が悪くなるので、ここまで評価を下げました。
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