の予想

2月21日 東京11R フェブラリーS(G1)

  • 単勝

    1点

    10

    1000円

  • 複勝

    1点

    10

    3400円

  • 馬連

    流し

    3通り

    10

    相手

    5

    7

    14

    各500円

  • 3連複

    BOX

    1通り

    5

    7

    14

    各800円

  • 3連複

    軸1頭流し

    3通り

    10

    相手

    5

    7

    14

    各300円

  • 3連複

    フォーメーション

    24通り

    1着

    5

    10

    14

    2着

    5

    10

    14

    相手

    1

    2

    3

    6

    12

    13

    15

    16

    各100円

購入:10000円(33通り)

このレースの収支

払戻:0円
収支:-10000円

の見解

 先週14日(開催6日目)の東京12R。4歳上1000万下のダート1600mでしたが、その勝ち時計が1分35秒4。稍重馬場とはいえ、この時期にしては速い時計だと感じていました。実際、2015年の1回東京4日目に「1000万下」「稍重」と同じ条件で行われたダート1600mは1分37秒2という勝ち時計でした。これを見て「ひょっとして」と調べたのが、過去5年のフェブラリーS優勝馬の調教タイプの場所と勝ち時計。

2011年 トランセンド   併用 1364
2012年 テスタマッタ   坂路 1354
2013年 グレープブランデー 坂路 1351
2014年 コパノリッキー   併用 1360
2015年 コパノリッキー   併用 1363

 この5年で顕著な傾向が出ていることがお分かりでしょうか。1分36秒台の決着では「併用」、1分35秒台の決着では「坂路」の調教タイプが優勝しています。今年はどちらの決着タイムになるか。単純に稍重でのレースとなれば、先週の1000万下よりも速くなることは十分に考えられますし、今年は絶対にハナに行くことが予想できるモンドクラッセなど、逃げ先行脚質がしっかり揃っています。このような思考から、今年は坂路調教馬を重視することにしました。

 でも◎グレープブランデーという本命を見て「よりによって、8歳馬なの」と不満に思われる方もいるでしょう。確かにこのレースを勝った時が5歳なので、それから3年が経過しています。しかし能力が衰えているとは思いません。その理由は今回の最終追い切り。1F目を14.0秒で入りましたが、過去に1F目を14秒以下で入った時はきれいな加速ラップを踏むことができていません。4F目で減速することがほとんどでした。しかし、2013年秋に1F目14秒以下のラップで追い切った時にはきれいな加速ラップが踏めています。

 6歳時、7歳時にこのラップが踏めなかったのは衰えではなく、気持ちの問題だと思います。今は5歳時の頃のような気持ちと馬体が戻ってきたからこそ、4F目まできれいな加速ラップが踏めていると思います。とはいっても、7歳時のフェブラリーSは4着。当時は標準多め坂路ですから、決着タイムを考えると、調教適性を存分に発揮することができずに4着ということは、このレースに相当な適性があると判断できます。今年は1分35秒台よりも速くなる可能性すらありますから、標準多め坂路で調教適性をフルに発揮できるでしょう。

 ○モーニンは坂路でのダブル最速に該当している上、石坂正厩舎の勝負調教に該当。本命にする材料も十分に揃う坂路調教馬ですが、問題は武蔵野S時と同じ中2週。根岸Sをどうしても勝たないといけなかった事情からこのローテーションになったと思いますし、懸念材料があるとすればこれ。ただし、その武蔵野Sでも3着と健闘しているわけですから、馬券圏内を外すことは考えにくいでしょう。

 ▲ベストウォーリアも石坂正厩舎の勝負調教に該当。こちらは休み明けが得意ということを前提でのローテーション。石坂厩舎で本命にするならこちらだと思っていましたが、ひとつ気になるのは、最終追い切りのラップ。1F目13.6秒、2F目13.7秒という、ちぐはぐなラップ。これが3F目の13.0秒と少し遅いラップに関係しているように思うので、こちらも本命まで推すことができませんでした。

 ☆ノンコノユメは本当に扱いに困ります。1週前追い切りを見た時に「これは調教からは推せない」という走りっぷり。攻め駆けしないとはいえ、併せ馬であそこまで走らないのは今回が初めてでしょう。最終追い切りでも超格下相手に手応え劣勢。陣営がコメントしているように走るべきところとそうでないところを区別しているのであれば、これでよいのかも知れませんが、今回は4番手評価が妥当だと判断しました。

 馬券は◎から○▲。そして☆はあくまで押さえという評価で組み立てています。△はなにかしら調教から買い材料があるので、3連複の1席を埋めるとすれば、この馬たちという考え方です。

1.パッションダンス
今回:標準多め併用
前回:地方

2.ホワイトフーガ
今回:標準坂路
前回:地方

3.コパノリッキー
今回:標準トラック
前回:地方

4.アスカノロマン
今回:軽目トラック
前回:標準トラック主体

5.ベストウォーリア
今回:標準坂路
前回:地方

6.ロワジャルダン
今回:標準多めトラック
前回:標準トラック

7.ノンコノユメ
今回:標準併用
前回:標準トラック

8.コーリンベリー
今回:標準トラック
前回:標準トラック

9.モンドクラッセ
今回:標準トラック
前回:標準トラック

10.グレープブランデー
今回:標準多め坂路
前回:標準坂路

11.スーサンジョイ
今回:標準トラック
前回:一杯平均併用

12.マルカフリート
今回:馬ナリ平均トラック
前回:軽目トラック

13.タガノトネール
今回:標準坂路
前回:標準坂路

14.モーニン
今回:標準坂路
前回:標準坂路

15.サノイチ
今回:一杯平均坂路
前回:馬ナリ平均トラック主体

16.ローマンレジェンド
今回:標準多め坂路主体
前回:標準坂路主体

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