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最速の月曜公開!全重賞の展望をお届けします

2月20日 東京11R ダイヤモンドS(G3)

netkeibaデスクの見解

※月曜段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 長距離重賞戦線は、冬から春にかけてステイヤーズS、ダイヤモンドS、阪神大賞典、天皇賞(春)という流れ。ダイヤモンドSはその中で唯一のGIII戦で、なおかつハンデ戦ということで特殊な位置づけにあります。

 特殊距離のハンデ戦ながら、1番人気は過去10年で6勝して近年は3連勝中。15番人気のケイアイドウソジンが勝った2012年も2、3着には1・2番人気が入っていますから、近年は人気馬の信頼感が高くなっているといえるでしょう。

1.勝つのは若い馬

 このカテゴリーはベテランがいつまでも居座り続けて出走表の多数を占めますが、連対率で見ると4歳馬が4勝2着5回で32.1%(過去10年)と他世代を圧倒しています。

2.前走大敗馬の巻き返しは困難

 過去10年の連対馬20頭のうち17頭は前走で4着以内に好走していました。例外の3頭のうち1頭はダート戦からの臨戦で、残る2頭はいずれもこの路線で重賞勝ちの実績のある格上馬でした。

3.前に行く馬は割り引き

 過去10年で逃げ・先行馬の連対率はわずか8%。中団差しの22.8%とは3倍近い開きがあります。レース前半はゆったり構えられる馬を中心に考えるべきでしょう。

 タンタアレグリアは昨年の菊花賞の4着馬。あまり得意でない右回りでの好走ですから、長距離適性の高さが伺い知れます。未勝利を勝った時が4か月ぶりだったように鉄砲が効くタイプ。

 フェイムゲームは同一重賞3連覇を目指します。さすがにハンデは背負わされますが、近年のこのレースはトップハンデが優勢な傾向。モンドインテロは2400mで2連勝、距離を延ばして安定感が増しました。この距離は未知数ですが、絶好調の4歳馬というだけで重い扱いが必要。

 カムフィーは昨年の3着馬でステイヤーズSでも2着。3000を越えると味を増す生粋のステイヤーです。トゥインクルはここに来てオープンの壁に当たっている印象。直線が長い東京に替わってどこまで。叩かれつつ着実に上昇のネオブラックダイヤ、格上挑戦で万葉Sを制して勢いに乗るマドリードカフェが押さえ。

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