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最速の月曜公開!全重賞の展望をお届けします

8月7日 新潟11R レパードS(G3)

netkeibaデスクの見解

※月曜段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 今年で8回目と歴史の浅いレースですが、未来のダート王を輩出する出世レースとしてその存在感は年々高まっています。第1回の勝ち馬がトランセンド、第4回目の勝ち馬がホッコータルマエと、2頭の超大物がここから巣立っていったこともあり、3歳ダート路線の総決算として確固たる位置を占めています。

1.人気馬が強い

 3歳ダート路線のJRAにおける最終戦で、ここが終わると次は古馬混合の条件戦かオープン特別を戦わなくてはなりません。有力馬はここを大目標にしてあとのない仕上げで臨みますから、当然のように人気馬の信頼性は高くなります。過去7回で1番人気が5勝していて、残る2回は2番人気が勝っています。

2.完成度の高さが必要

 過去のこのレースの勝ち馬は、すでに3歳オープンか古馬1000万条件で勝ち星があった馬だけです。今年になって重賞を2勝したアスカノロマンは3歳春に頭角を現した遅咲きで、一昨年のこのレースでは3番人気に支持されながら5着。素質型よりもすでにある程度完成されている馬の方が信頼できます。

3.スピード戦の様相強まる

 一昨年7番人気で2着したクライスマイルは前走で1600mを使われていました。一昨年の勝ち馬アジアエクスプレス、昨年2着のダノンリバティはいずれも芝重賞での実績馬。スピード面の裏付けがある馬の台頭がここに来て目立つようになっています。

 今年は前走で1000万条件を勝った馬がいません。重賞活躍馬とそれ以外の馬で、やや上下差が感じられる組み合わせ。それだけに、上位馬の順番付けが重要になってきます。

 ケイティブレイブは地方交流重賞を1、2着で来ていますが、中央競馬で500万下、オープン特別を使われた時は[1-0-3-2]と勝ち味に遅くなっています。追っての味が薄い馬で、勝った500万平場は人気ですんなり逃げての結果。中央重賞では地方交流ほど楽な逃げは望めません。実績的には最上位ですが、勝ちパターンに持ち込めるかどうかで着順は上下しそうです。

 ここは確実に脚を使うグレンツェントから入るのがより確実です。気性的に難しい面があるため位置取りには不自由さがつきまといますが、短い直線もものともしない強烈な末脚は中山での3戦が示す通り。戸崎騎手への乗り替わりもプラス材料で、前が混み合いそうなレース展開もこの馬に向きそうです。

 重賞初挑戦の前走ユニコーンSでも見せ場充分の好内容だったピットボスが相手。マイネルバサラもユニコーンSでは厳しい流れでも大バテしておらず、適距離に戻って見直せます。以下、3月デビューで若さ残るものの能力高いネクストムーブ、前走に復調気配が見られたオーシャンビュー、一気の距離延長鍵もレースぶりに進境が見られるコパノリスボン。

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