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　◎ブライトバローズは｢キングカメハメハ×サンデーサイレンス｣という組み合わせ。母ジェダイトは重賞で入着を繰り返した活躍馬で、2代母グリーンポーラは名種牡馬グリーンダンサーの4分の3同血にあたる良血馬。父キングカメハメハはグリーンダンサーを持っているので、グリーンダンサー≒グリーンポーラ5×2が生じる。カレングラスジョー、アドマイヤメテオ、オージャイトという3頭の全兄妹はすべて勝ち上がっているが、キャリアの浅い3歳馬オージャイトを除くと、カレングラスジョーは下あごの骨が存在せず、アドマイヤメテオは気性的な難しさを抱えているため、いずれも下級条件にとどまっている。しかし、血統的なポテンシャルはそれよりもはるかに高いと思われる。

　本馬は芝向きの長距離タイプに出ており、この路線ならいずれOPまでは行けるだろう。4着に敗れた前走の緑風S(1600万下)は久々だった上に直線でスムーズさを欠いたことが敗因。今回は降級戦で、なおかつ過去2戦2勝と得意にしている芝2600m。狙い澄ました一戦であり、しっかり決めてくるだろう。