丹下日出夫の予想

丹下日出夫

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問答無用の決定力!週末の特別レースを完全に制圧します!

12月20日 阪神11R 朝日杯FS(G1)

  • 馬単

    1着流しマルチ

    12通り

    1着

    11

    相手

    2

    7

    9

    12

    14

    15

    各300円

  • 3連単

    1着2着流しマルチ

    30通り

    1着

    11

    2着

    15

    相手

    2

    7

    9

    12

    14

    各100円

  • 3連単

    1着2着流しマルチ

    30通り

    1着

    11

    2着

    9

    相手

    2

    7

    12

    14

    15

    各100円

購入:9600円(72通り)

結果

【馬単】
300円 × 13.4倍 = 4020円

このレースの収支

払戻:4020円
収支:-5580円

丹下日出夫の見解

【能力VS能力】エアスピネルは、来春のNHKマイルCはもちろん。古馬となっても、マイルGIをうかがえる瞬発力と血統の持ち主。サンプル数は少ないが、9月開催の阪神マイル・1分34秒5という新馬戦は、過去十年でも最高ランク。1000m通過が1分0秒6という緩いペースとはいえ、阪神の坂を11秒3-11秒1-11秒5(3Fは33秒9)と脚色も確か。続くデイリー杯2歳Sも、稍重という少し時計のかかるパワー馬場で、上がり3Fのレースラップは11秒3-11秒3-11秒6(3Fは34秒2)。4コーナー手前で一気に先団にとりついた、同馬の位置取りから逆算すると、残り2F目の通過ラップは10秒台。直線を向いても余力は十分、ブレのないフォームも実に印象的だった。栗東坂路をその気になれば11秒9で登板する調教タイムにも、機動力と瞬発力が凝縮している。母は秋華賞馬、祖母はオークス2着。武豊が肌で見知っているエア一族だけに、丹精を込めて、ここも将来も馬を作り上げてくるだろう。

 この良質マイラーを負かすとしたら純粋に能力が上か否か。逆年の才は、エピファネイアを兄に持つリオンディーズにあり。11秒8-11秒1-11秒0(3Fは33秒9)というレースラップを直線だけで瞬時に差し切った末脚は文字通り桁違い(2F推定10秒台をマーク)。加速力が増すとともに重心が沈む独特の走法も、兄エピファネイアとウリ二つだった。スローの2000mから重賞マイルは、ラップ構成も流れも大きく異なるが、敵はエア一頭。シンプルに目標を同馬に置いてレースを組み立てれば済む。

 新馬・京王杯2歳Sを連勝中のボールライトニングにも、怖いもの知らずの勢いがある。京王杯も時計は平凡ながら、ラスト3Fのレースラップは11秒4-10秒8-11秒3(3Fは33秒5)。なだらかな東京の坂コースを、10秒台のラップは能力の証。1F延長にも楽に対応できる確かさも読み取ることができる。

 末脚勝負に徹すれば、イモータルにも惑星の資格。サウジアラビアロイヤルCは、レースの質としては、あまり高くはない。マイルの流れを覚えさせようとしたにしても、何故あんなに末脚温存にこだわったのか。マンハッタンカフェ産駒だけに、こちらが想像する以上に、弱い面や難しい馬なのかもしれない。ただ、前走はマイルの朝日杯の予行演習ととれば、あの我慢も納得。平坦とはいえ、新潟の新馬・上がり32秒9も才能の証の一端だ。

 ハレルヤボーイは、東京スポーツ杯2歳Sは相手も確かに強かった。ただ、残り1Fまでの手応えは見どころいっぱい。三走前の中山・1分34秒4という爆発力を、マイル替りで連下に一考。デイリー杯2着のシュウジは、坂路11秒7をたたき出し、前走とは造りの精度が一変。距離適性も含め、ここが正念場。

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